今回は米国の優先株式ETF【PFFD】VS【PFF】どっちの毎月分配型で高配当ETFが優秀か比較していきます。
この2つのETFは名前も投資先から毎月分配型、高配当ETFと共通点が多いETFです。
どちらが優秀なETFかを評価するために
- 基本情報。
- 株価のチャート。
- 配当金推移。
この項目で評価をしていきます。
今回の記事の比較した内容を参考に今度の投資の参考にして頂ければ嬉しいです。
解説記事
毎月配当金が欲しい人に人気の、米国高配当ETF『PFF』とは
配当金生活をしたい人にオススメの毎月分配型『【PFFD】グローバルX 米国優先証券 ETF』について解説
【VFH】VS【XLF】比較
【PFFD】と【PFF】の投資先は同じ米国の優先株式に投資をしています。
優先株式は個人投資家では購入が難しいので、普段投資できない金融商品に興味がある人にオススメETFです。
PFFDは2017年に上場したETFです。
※2021年4月のデータ参照して比較しています。
基本情報の比較
項目 | PFFD | PFF |
---|---|---|
運用会社 | グローバルX | ブラックロック |
構成銘柄数 | 291銘柄 | 519銘柄 |
分配金利回り | 約5.1% | 約4.7% |
決算日 | 毎月 | 毎月 |
経費率 | 0.23% | 0.46% |
【PFFD】と【PFF】の基本情報を比較すると
- 構成銘柄はPFFが多い。
- 分配金は現在が少しPFFDが高い。、
- 信託報酬はPFFⅮはPFFの半分になっている。
構成銘柄は数はPFFの方が圧倒的に多く、運用会社を世界トップの資産運用会社のブラックロック社ですので、運用の信頼度はPFFの方が優秀に見えます。
しかし、肝心の配当金利回りと信託報酬はPFFDの方が優秀ですので、基本情報はPFFDの方が優秀と言えます。
基本情報はPFFDの勝利!!
株価のチャート比較
- PFFD:青
- PFF:オレンジ
株価のチャートを見る限り、PFFDの方が優秀ですね。
それにしても、2つとも暴落に弱いですね(笑)
最近では、暴落前の株価に戻っているので購入は暴落が来た時に購入するのが良さそうですね。
ちなみに配当金込みの成績(トータルリターン)はコチラになります⇩⇩
配当金利回りが同じぐらいの推移ですので、配当金込みの成績(トータルリターン)でもPFFDの方が優秀ですと言えます。
値動きは、PFFDの勝利!!
分配金の推移を比較
PFFDが新しいETFですのであまりデータはありませんが、現段階では少しだけPFFDの方が利回りが高いです。
ちょっとだけですけどね。
・配当金額の推移⇩⇩
PFFDとPFFは増配どころか、残念なことに減配傾向になっています。
配当金利回りのことを考えると増配は期待できなくても、減配せずに安定した分配金を出して欲しいですね。
配当金利回りはPFFDの…勝利?
結果
PFFDとPFFを比較して見ると、現段階では信託報酬も値動きも配当金利回りもPFFDの方が優秀のようです。
現状の成績ならPFFDの方が優秀!!
ちなみに、株価は2021年4月2日の価格は
- PFFD:25.56ドル
- PFF:38.40ドル
購入もPFFDの方がしやすいですので、これから購入を検討するならPFFDの方が良さそうです。
しかし、現在、PFFを保有している人はわざわざPFFDに買い替える必要はありません。
いちいち買い替えるほどの”差”はありませんので、そのままPFFを保有して大丈夫です。
PFFDとPFFは毎月分配型で高配当ETFですので、将来は配当金生活をしたいと考えているなら、今回の記事を参考に購入を検討して見てください。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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