今年も早くも半分終わったことに驚きを隠せない今日この頃。
月日が過ぎるのが早すぎですね(笑)
今回は、インデックス投資先のVT、VTI、VOO、DIA、QQQの2021年度の6月までの運用実績を比較しました。
今後の投資先の参考にして頂ければ嬉しいです。
2021年度の第1四半期の成績比較
VT、VTI、VOO、DIA、QQQの第一四半期の成績比較
基礎情報
シンボル | VT | VTI | VOO | DIA | QQQ |
---|---|---|---|---|---|
主な投資対象 | 世界株式 | 全米株式 | S&P500 | ダウ30種平均 | ナスダック100指数 |
経費率 | 0.08% | 0.03% | 0.03% | 0.16% | 0.20% |
配当金利回り | 1.53% | 1.30% | 1.40% | 1.68% | 0.53% |
解説記事
株価とトータルリターンの比較チャート
株価の比較
2021年度の6月までの株価を比較結果
- 1位、VOO
- 2位、VTI
- 3位、DIA
- 4位、QQQ
- 5位、VT
1位は安心と信頼のS&P500に投資をしているVOOが1位になり、2位のVTIと僅差で1位になっています。
続いて3位は途中までは、VOOとVTIより成績が良かったDIAです。
6月中旬からの株価下落が大きく影響に出たようです。
4位はコロナショック以降、大人気のQQQです。
5月の始めぐらいまで不調でしたが、中旬から一気に成績を伸ばしています。
5位はVTとなり、VT派の私には泣きそうな結果になりました(笑)
トータルリターン(配当金込み)の比較
2021年度6月からのトータルリターンを比較すると
- 1位、VTI
- 2位、QQQ
- 3位、VOO
- 4位、VT
- 5位、DIA
1位は変わらずVTIで、僅差で2位はQQQです。
3,4位も僅差でVOOとVTになりました。
5位のDIAは1人負けの結果になりました。
時代はダウ平均よりS&P500か全米株式のようですね(笑)
分配金の増配率
対年同期の分配金の比較(DIAだけ毎月分配型なので、3月分を合わせて計算しています。)
VT
- 2020年3月:0.22ドル
- 2021年3月:0.25ドル⇒約13.6%アップ
- 2020年6月:0.36ドル
- 2021年6月:0.50ドル⇒約38.9%アップ
合計:+0.17ドル、29.31%増配
VTI
- 2020年3月:0.61ドル
- 2021年3月:0.67ドル⇒約9.8%アップ
- 2020年6月:0.70ドル
- 2021年6月:0.68ドル⇒約2.85%ダウン
合計:+0.4ドル、3.05%増配
VOO
- 2020年3月:1.18ドル
- 2021年3月:1.26ドル⇒約6.8%アップ
- 2020年6月:1.43ドル
- 2021年6月:1.33ドル⇒約7.64%ダウン
合計:-0.02ドル、0.77%減配
DIA
- 2020年3月:1.54ドル
- 2021年3月:1.40ドル⇒約9.1%ダウン
- 2020年6月:1.35ドル
- 2021年6月:1.31ドル⇒約2.96%ダウン
合計:-0.18ドル、6.22%減配
QQQ
- 2020年3月:0.36ドル
- 2021年3月:0.39ドル⇒約8.3%アップ
- 2020年6月:0.42ドル
- 2021年6月:0.40ドル⇒約4.76%ダウン
合計:+0.01ドル、1.28%増配
増配率は、VT>VTI>QQQ>VOO>DIAの順番になります。
VTとVTIは順調に増配をしているようです。
QQQはほぼ去年と同じ推移のようです。
VOOとDIAは残念なことに去年の今頃と比べると減配しています。
残り半年で挽回して欲しいですね。
まとめ
5つのETFを比べて見て、2021年度の6月までの運用実績だとVTIが優勢のようです。
DIAは今回の比較対象では運用実績が一番悪いですが、ハッキリ言って問題ない数字です。
分配金だけは頑張って欲しいと思いますがね(笑)
QQQは年明けから調子が悪かったですが、最近のハイテク銘柄への投資が再度注目されて調子を上げてきています。
株価の下落幅は大きいのは難点ですがね(>_<)
個人的にはVTにはもう少し頑張って欲しいなと思います。
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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