今回は大人気ETFの一つ『【VIG】 バンガード 米国増配株式 ETF 』についてを解説していきます。
現在、投資先に困っている人、前からVIGに興味がある人にオススメの記事なっています。
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【VIG】バンガード 米国増配株式 ETF の概要
【VIG】 バンガード 米国増配株式 ETF
投資先は10年以上連続して増配の実績を持つ米国株で構成される、NASDAQ US ディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスに連動したパフォーマンスを目指して投資しています。
つまり、連続増配している優良企業の集合したETFです。
※2024年8月のデータ参照
【VIG】 バンガード 米国増配株式 ETFの基本情報
名称 | バンガード 米国増配株式 ETF |
設定日 | 2006年4月21日 |
銘柄数 | 289銘柄 |
分配金利回り | 1.81% |
決算日 | 3,6,9,12月 |
経費率 | 0.06% |
信託報酬は0.06%と安いですが、配当利回りは2%前後ぐらいとあまり高い水準ではありません。
理由としては、連続増配をしている企業は配当利回りが低い企業が多いからです。
直近での配当金はあまり期待しない方がいいETFです。
構成銘柄上位10銘柄
ティッカーシンボル | 銘柄名 | 投資割合 |
---|---|---|
AAPL | アップル | 4.48% |
MSFT | マイクロソフト | 4.27% |
AVGO | ブロードコム | 4.02% |
JPM | JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 3.34% |
XOM | エクソンモービル | 3.00% |
UNH | ユナイテッドヘルス・グループ | 2.70% |
V | ビザ | 2.27% |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 2.24% |
COST | コストコホールセール | 2.17% |
MA | マスターカード | 2.09% |
連続増配が出来る企業だけあって、名前をよく聞く大手企業で構成されているETFです。
小型銘柄がないので、株式市場が大きく下落しているときでも底堅い値動きをする一面もあります。
VIGの構成銘柄上位10銘柄の過去データの運用成績は凄くいいので、個別銘柄での運用の参考にしてください⇩⇩
VIGの構成セクター比率
セクター構成は基本的には分散投資はされていますが、不動産は組入れられていません。
以前は、療などのディフェンスセクターに多く投資をしているETFでしたが、アップルが連続増配10年以上になりVIGの構成銘柄に組み入れ銘柄になったりとした結果、ハイテク銘柄も多く含まれるようになっています。
VIGの株価の推移
VIGとS&P500の比較チャート
2023年後半まではS&P500とそこそこいい勝負をしていましたが、2023年の後半より大きく株価上昇率で差をつけらてています。
特に2024年は株価上昇率は伸び悩んでいるようですね。
2024年の株式市場が高騰した理由の”半導体関連銘柄”が組み入れ銘柄としてあるかの違いだと思います。
長期で見れば、S&P500よりもVIGが見劣らない時期もありますので、投資対象として悪くはないと思います。
VIGのトータルリターン
トータルリターンでもS&P500で負けています。
しかし、下落率はS&P500よりも低く、安定した運用をしたいと思うなら、VIGへの投資を検討してもよいと思います。
VIGの分配金と増配の推移
分配金の推移
分配金推移の一覧
10年連続増配と名前負けしない実績を上げています。
直近利回りが低くても、これだけ増配してくれれば将来的には高配当ETFに進化するポテンシャルがあり、長期投資向けのETFです。
VIGと他のETFを長期保有した場合の投資元本から計算した配当利回りについてはコチラ↓↓
配当(分配金)利回りの推移
利回りは、低くて1.5%ぐらいで市場が大暴落したときでも2%前半と基本的に利回りは高くありません。
利回りで購入タイミングを計るなら、2%前後ぐらいの時が良さそうです。
VIGの平均増配率
年数 | 平均増配率 |
---|---|
3年 | 11.65% |
5年 | 10.26% |
10年 | 8.44% |
直近利回りは期待できませんが、長期保有をするなら将来の高配当ETFに成長してくれる可能性が高いですね。
うちの会社もこのぐらい給料を上げてくれればいいのになと思います(笑)
メリット・デメリット
メリット
値上がりが期待できる。
上記のチャートを見て貰えればわかると思いますが、S&P500に負けない値上がりがあります。
また、S&P500よりも下落に強い面があります。
他のETFでS&P500より下落に強く、値上がりもいい勝負をするETFはなかなかないので、VIGのメリットと言っていいと思います。
増配
このETFの売り文句であり、最大のメリットだと思います。
保有しているだけで、毎年の収入があるのは素敵ですよね(^_-)-☆
デメリット
分配金が少ない…。
このETFはあくまでも売りは”増配”です。
連続増配銘柄は配当利回りが低い銘柄が多いので、分配金も多くて利回りが2%ぐらいです。
将来的には期待できますが、今すぐ高配当が欲しい人には向いていないETFです。
運用方法
運用方法を紹介しますので、参考にして見てください。
QQQと組み合わせて運用する
VIGは下落相場に強いので値動きが激しいけど運用成績がいい【QQQ】との組合せが相性がいいです。
詳しくは下記の記事にて⇩⇩
ぶっちゃけ、VOOでもいいかも…。
ぶっちゃけます。
VOOなどのS&P500連動型ETFも毎年値上がりと増配をしています。
そして、分配金利回りはVOOと大差なく、値上がりも上記のチャートと通りVOOの方がいいです。
証券会社によって購入手数料が無料のVOOの方が長期的に見れば有利です。
しかし、暴落時はVIGの方が強いので暴落対策ならVIGの方がいい面があります。
どちらに投資すべきかは人ぞれぞれになってくると思います。
あなたの投資スタイルに合った方を購入するようにしてください。
勿論、両方購入するもアリです。
まとめ
VIGは私も購入しているETFです。
確かに、分配金が少ないですが将来のことを考えるとなかなか魅力的なETFだと思います。
増配銘柄を選定が難しくて苦手な方や、今より将来に期待にして投資したい人にはオススメのETFだと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
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