今回は、日本株の高配当ETF『iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】とは?
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】
投資内容は、配当利回りの高さに加え、配当の継続性や企業の財務体質にも着目して銘柄選定をしています。
財務安定している企業に投資をしていますので投資先は信用できるETFだと思います。
購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。
※2022年9月のデータ参照。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の基本情報
名称 | iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】 |
運用会社 | ブラックロック |
構成銘柄数 | 37銘柄 |
分配金利回り | 2.32% |
決算日 | 2,8月の各9日 |
経費率 | 0.19% |
投資銘柄数は37銘柄とあまり多くはありませんが、他の日本株の高配当ETFの経費率0.28%ぐらいと他の高配当ETFと比較すると安い維持費になります。
高配当ETFと言う割に配当利回りは2.3%とあまり高くはありません。
個人的には高配当ETFと言うなら利回りは3%以上は欲しいと思います。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の構成銘柄上位10銘トップ
引用元:ブラックロックのホームページ
構成銘柄は日本の大手企業で構成されいます。
投資割合は一つの銘柄に偏った投資はしていないようです。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の構成セクター比率
引用元:ブラックロックのホームページ
セクターは分散投資はされています。
日本で財務が安定した企業と言えば、NTTやKDDIなどの情報・通信業が多いので投資割も多くなっています。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の株価の推移
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】と日経225 株価の比較チャート
- 青:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】
- オレンジ:日経225
日経平均以下の残念な成長性になっています。
コロナショック時の下落幅は日経平均よりも低いですが、肝心の株価の伸びがないので意味がないですね。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の分配金利回りと増配率の推移
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の分配金
年数 | 配当金額 | 増配率 |
---|---|---|
2016 | 14円 | 0% |
2017 | 51円 | 264.28% |
2018 | 53円 | 3.92% |
2019 | 68円 | 28.30% |
2020 | 57円 | -16.17% |
2021 | 57円 | 0% |
ここ5年ぐらいは配当金額はヨコヨコの推移で増配しているとは言い難い状況です。
配当利回りが低い上に増税が期待できない…今のところ残念な高配当ETFですね。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】のメリット・デメリット
メリット
下落に強い
財務が安定している銘柄選定をしていることもあり日経平均と比較しては下落幅小さいです。
デメリット
成長性が期待できない
株価上昇率がイマイチ、増配も期待できない…資産運用に向いてないですね。
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】の運用方法
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF【1478】は株価上昇は期待できない、高配当ETFなのに利回りが低く、増配もイマイチ…購入はオススメできませんね。
他の高配当ETFも株価上昇はイマイチですが、配当金は増配しており、利回りもそこそこ高いので配当金投資をするなら他の高配当ETFの購入をオススメします。
まとめ
経費率は他の高配当ETFよりも安く、投資している銘柄も悪くはないのに…重要な運用成績が悪いとはホントに残念としか言えません。
配当利回りが低くても増配しているなら長期保有しようと思うのですが…今の運用成績じゃ無理ですね。
今後は今までの運用成績を挽回することを祈って見守っていこうと思います。
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