今回は、日本株の高配当ETF『ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】とは?
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】
投資内容は、配当利回りに着目し、直近の実績配当利回りが相対的に高い40銘柄により構成されている時価総額加重平均型に投資をしています。
名前から予想できる通り配当金重視をおいたETFになります。
購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。
※2022年9月のデータ参照。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の基本情報
名称 | ダイワ 上場投信- TOPIX高配当40指数【1651】 |
運用会社 | 大和投資信託 |
構成銘柄数 | 41銘柄 |
分配金利回り | 2.88% |
決算日 | 2,5,8,11月の各10日 |
経費率 | 0.19% |
投資銘柄数は名前通りに40銘柄前後に投資をしており、信託報酬0.19%と日本の高配当ETFなら維持費が少しだけ安くなっています。
配当利回りは今は3%ないですが、普段は配当利回り3%以上はありますので高配当ETFと言っても問題ないレベルではあります。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の構成銘柄上位10銘トップ
引用元:大和投資信託のホームページ
構成銘柄は日本の大手企業でよく配当金投資先として紹介される銘柄で構成されいます。
投資割合は均等割に投資するスタイルですので、ほとんど同じ割合で投資をしています。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の構成セクター比率
引用元:大和投資信託のホームページ
セクターは分散投資はされています。
構成銘柄と分散投資の面ではあまり問題はなさそうですね。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の株価の推移
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】と日経225 株価の比較チャート
- 青:ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】
- オレンジ:日経225
株価はヨコヨコのパッとしない運用成績になっています。
日本株なら悪くない銘柄で構成されているので少し期待したのですが…期待外れでした。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の分配金利回りと増配率の推移
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の分配金
年数 | 配当金額 | 増配率 |
---|---|---|
2017 | 13.40円 | 0% |
2018 | 28.50円 | 11.68% |
2019 | 35.70円 | 25.26% |
2020 | 31.50円 | -11.76% |
2021 | 33.30円 | 5.71% |
増配に関してもパッとしません。
配当利回りも高くなく、増配も期待しにくい…名前負けしている感があります。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】のメリット・デメリット
メリット
値動きの幅が小さい
コレと言ってメリットはないのですが、強いて言えば株価の値動きが小さいのでいつでも購入して問題がない点です。
コレをメリットと思うかはあなたの判断に任せます。
デメリット
成長性が期待できない
株価上昇率がイマイチ、増配も期待できない…資産運用に向いてないですね。
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数【1651】の運用方法
ダイワ 上場投信-TOPIX高配当40指数は株価上昇は期待できない、高配当ETFなのに利回りがそこまで高くない、増配もイマイチ…購入はオススメできませんね。
他の高配当ETFも株価上昇はイマイチですが、配当金は増配しており、利回りもそこそこ高いので配当金投資をするなら他の高配当ETFの購入をオススメします。
まとめ
日本の高配当ETFはいい物がないって言われても仕方がない内容になっています。
しかし、他の高配当ETFは株価上昇はイマイチでも増配は頑張っているETFがありますので、もし、日本の高配当ETFで配当金投資をしようと思うなら別の高配当ETFをオススメします。
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