今回は、連続増配当ETF『【DGRW】ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンド』の解説をします。
DGRWがオススメな人
- 連続増配に興味のある人。
- 毎月分配型で運用成績がいいETFを探している人。
- 値上がり益狙いの人。
今後の投資先の参考になりますので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
【DGRW】 ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンドとは?
【DGRW】ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンド
投資先は米国株式市場の成長特性を持つ配当金を支払う大型企業の投資をしています。
簡単に言うと、株価成長と増配をしている企業への投資をしているので株価成長と増配を両方取りできる連続増配ETFです。
その他の連続増配ETF解説記事
※2022年8月までのデータ参照
【DGRW】ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンドの基本情報
名称 | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンド |
運用会社 | ウィズダムツリー社 |
設定日 | 2013年 |
投資銘柄数 | 297銘柄 |
経費率 | 0.28% |
決算月 | 毎月 |
配当利回り | 1.98% |
経費率が他の高配当ETFが0.06%に比べて信託報酬0.28%と高めで、純資産額も他の有名なETFの純資産額が数百億ドルですので、規模が小型のETFになります。
毎月分配型ですが、配当利回りは1.98%とそこまで高配当ではありませんが、DGRWは増配が売りですので将来に期待です。
購入はSBI証券と楽天証券、マネックス証券で購入可能です。
特にSBI証券とマネックス証券では買付手数料無料のETFですので他のETFよりも購入負担が少なくなるメリットがります。
構成銘柄上位10銘柄
ティッカーシンボル | 銘柄名 | 構成割合 |
---|---|---|
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 5.11% |
AAPL | アップル | 4.99% |
MSFT | マイクロソフト | 4.45% |
PFE | ファイザー | 4.10% |
MRK | メルク | 3.65% |
KO | コカ・コーラ | 3.62% |
VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 3.55% |
PM | フィリップ・モリス・インターナショナル | 3.54% |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 3.51% |
MO | アルトリア・グループ | 2.81% |
有名企業ばかりですね。
上位10銘柄は増配銘柄でも有名な銘柄が多いので、配当利回りは今は低くても、将来の成長は期待できそうですね。
構成セクター比率

基本的には色んなセクターに分散投資されていますので、特に問題はない内容になっています。
去年はハイテクセクターが多かったのですが、FOMCの利上げによる影響で下落しているので構成割合が減っているようです。
【DGRW】ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンドの株価の推移
DGRWとS&P500 株価の比較チャート

- 青:DGRW
- オレンジ:S&P500
S&P500よりは現代は多少劣る成績のようですが、十分いい成績のだと思います。
DGRWはまだ上場して年月が浅いので、今後の成長に期待したいと思います。
DGRWのトータルリターン

トータルリターンでもS&P500といい勝負をしています。
下落幅は少しS&P500よりは小さく配当利回りも高いので長期保有するに良さそうなETFですね。
【DGRW】ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンドの分配金と増配率の推移
分配金と増配率の推移

分配金と増配率の推移一覧

8年で受取配当金額が2倍以上になっており、増配ETFとして間違いく優秀な成績です。
順調に連続増配をしていましたが、流石にコロナショックが起きた2020年は少しでけ減配をしていますが、歴史的経済ショックの中で減配なら合格ラインだと思います。
2021年にはコロナショック前以上のの分配金額になっています。
配当(分配金)利回りの推移

配当利回りはコロナショックのような大暴落時でも3%少々とあまり高くはありません。
将来的には受取配当金額は期待できますが、直近ではあまり期待はできません。
DGRWの平均増配率
年数 | 平均増配率 |
---|---|
3年 | 9.17% |
5年 | 10.59% |
運用期間はあまり長くありませんが高い増配率です。
数十年単位の長期投資なら、超高配当ETFに進化する可能性があるETFです。
メリット・デメリット
メリット
毎月分配型と連続増配の夢のコラボ
毎月分配型で連続増配率が売りのETFです。
将来的にFIREを考えるなら保有を検討していいETFだと思います。
配当金と値上がりの二重取り
『二頭追うものは一頭も得ず』ってことわざがありますが、投資の世界では二頭とも得るのが勝者だと思います。
買付手数料無料
SBI証券とマネックス証券なら買付手数料無料です。
SBI証券での買付手数料無料は終わったのでマネックス証券でもの購入をオススメします。
デメリット
維持費が高い
上記でも記載しましたが、他のETFよりは高いです。
流動性が低い
ETFは流動性が低いかったり純資産額が低いと上場廃止リスクがありますが、日本のETFに比べると純資産額は問題ないのですが、アメリカではどのように判断されているのかがわからないのが一番のネックです。
運用年数が短い
2013年からの運用開始ですのでまだまだ運用履歴が短いです。
今回のコロナショックではそこそこの成績を上げていますので、今後の活躍に期待したいです。
DGRWの運用方法
DGRWはセクター分散の面は問題なく、株価も配当金も右肩上がりですので、コア・サテライト戦略のコアとして保有していいと思います。
ちょっと、信託報酬が高いのが気になりますけどね(笑)
または、VIGよりもDGRWの方が株価が安く、買付手数料無料ですので、VIGが高くて買いにくいと思うのなら代わりにDGRWを購入するのもありだと思います。
まとめ
DGRWについてまとめ
- 毎月分配型+連続増配ETF。
- 株価と増配の成長性は優秀。
- 信託報酬0.28%と少し高い。
- SBI証券とマネックス証券なら買付手数料無料。
DGRWは優秀なETFですが、信託報酬が比較対象であるVIGに比べると高くなるのが気になる点です。
しかし、VIGより配当金重視のETFですので配当金投資をする場合は、VIGよりもDGRWの方がオススメだと思います。
もし、連続増配ETFで長期投資を検討しているなら”DGRW”の購入を検討して見てください。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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