色んな高配当ETFが流行り出している、今日この頃。
配当金投資をするなら、運用年数と実績を考えると候補に絶対に上がる【VYM】と【VIG】。
今回は、配当金投資の鉄板の投資先である【VYM】と【VIG】の運用成績の比較をしました。
今後の投資先の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
【VYM】VS.【VIG】比較

検証内容
検証内容は
- チャート比較
- 下落率
- 増配率
この項目で比較していきます。
※2021年12月までのデータ参照。
基本情報の比較
シンボル | VYM | VIG |
---|---|---|
名称 | バンガード 米国高配当株式 ETF | バンガード 米国増配株式 ETF |
投資対象 | 米国配当株 | 米国連続増配株 |
運用会社 | バンガード | バンガード |
経費率 | 0.06% | 0.06% |
配当利回り | 2.96% | 1.50% |
決算日 | 3,6,9,12月 | 3,6,9,12月 |
基本情報で比較すると
- 信託報酬は同じ。
- 配当利回りはVYMの方が高い。
経費率はどちらも0.06%と格安ETFです。
配当利回りはどちらも3%以下と配当金投資をするなら低いですね。
比較対象のETFの詳しい解説記事一覧


【VYM】、【VIG】、の比較チャート
【VYM】、【VIG】 5年間の株価を比較したチャートです⇩⇩

- 青:VYM
- オレンジ:VIG
株価の推移はVIGの圧勝ですね。
キャピタルゲイン狙いで投資するならVIGの方が現段階では優秀のようですね。
トータルリターン(配当金込み)の運用成績を比較チャートです⇩⇩

トータルリターンでもVIGの方が上ですね。
配当利回りがVYMの方が高い分だけ差は縮まりまっていますが、思い届かずにVIGの勝ちになります。

下落率の比較
【VYM】、【VIG】 5年間の下落率の比較⇩⇩

下落率の比較はコロナショック時の大暴落などを見る限り、VIGの方が下落率が低いです。
ここ5年で見るとS&P500の下落幅は約34%ぐらいだったこと考えると、VIGの下落に強いETFだと言っても問題ありませんね。

下落率はVIGの勝利!!
配当金の推移と増配率の比較
配当利回りの推移

配当利回りはVYMの方が一回り高いですね。
VIGはコロナショック時でも下落率が低かったことのあり、市場暴落時でも配当利回り3%なることはないようです。

配当利回りの推移はVYMの勝利!!
直近10年間の増配率と減配回
シンボル | VYM | VIG |
---|---|---|
増配率 | 約95% | 約89% |
減配回数 | 0 | 1 |
VYMが連続増配歴11年で増配率もVIG以上の増配をしています。
連続増配ETFのVIGが高配当ETFのVYMに増配率で負けていることには、ちょっと物申したくなりますね(笑)
2つとも10年で受取配当金額は2倍近くに増えています。
減配回数もVIGが2013年に1度減配しただけで、その後はコロナショック時でも2つとも減配ぜずに増配しています。
どちらも優秀なETFなのは間違いないですね。

結論

資産を安全に増やしたいならVIGがオススメ!!
配当金重視するならVYMがオススメ!!
今回、VYMとVIGを比較して見ると2つとも運用成績がいいので、オススメする人が多いのは当然のことだと思いますね。
VIGは配当金に関してはVYMに劣りますが、下落率の低さからVIGをコアとしてコア・サテライト戦略もアリだと思います。
悩むなら両方購入するのもいいですね。
1日1回 応援ポチッとして頂けると毎日更新する励みになります⇩⇩

にほんブログ村
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
オススメ書籍