暴落に強いセクターETF『【XLP】生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド 』

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今回は暴落に強い生活必需品関連に投資したと思っている人にオススメの米国ETF『【XLP】生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド 』について解説します。

 

暴落への対策は暴落が来る前に準備しないと意味がありません。

今回紹介する【XLP】は暴落対策の投資先として参考になりますので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

XLPの概要

生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド(愛称:XLP)といいます。

投資内容はコンシューマーステープルズ ・セレクト・セクター指数に連動する投資成果を目指しています。

主にS&P500に組入れられている、米国の大型生活必需品の化粧品・パーソナルケア、医薬品、清涼飲料、たばこ・食品の各産業に属する銘柄をに投資をしています。

不況のときでも需要が無くならない業種ですので、不況でも株価が下落しにくいセクターです。

 

※2021年2月のデータ参照。

基本情報

名称生活必需品セレクト・セクター SPDR ファンド 
運用会社ステート・ストリート
構成銘柄数約30銘柄
分配金利回り約2.5%
決算日3月、6月、9月、12月
経費率0.13%

  

構成銘柄数が約30銘柄と少ないです。

分配金は約2.5%で信託報酬0.13%と悪くない数字です。

S&P500の中から選定されているとは言え、もう少し構成銘柄数が欲しいですね。

構成銘柄上位10銘

名称ファンドの割合
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G):PG15.92
コカ・コーラ:KO9.84
ウォルマート:WMT9.46
ペプシコ:PEP9.24
アルトリア・グループ:MO4.74
フィリップ・モリス・インターナショナル:PM4.71
モンデリーズ・インターナショナル:MDLZ4.51
コストコホールセール:COST4.23
コルゲート・パルモリーブ:CL3.82
エスティローダー:EL3.80

 

構成銘柄は、日本でも聞く名前がある大手企業ばかりですね。

後、連続増配で有名企業も多い印象があります。

構成セクター比率

 

セクター特化型ETFなだけあって凄く偏ったセクター割合になっています。

セクター構成は気持ち医療関連が混じっているだけで、ほぼ全部が生活必需品関連銘柄になります。

XLPとS&P500 株価の比較チャート

  • 青:XLP
  • オレンジ:S&P500

 

S&P500と株価を比較すると、まったく勝ち目がありません。

コロナショックのときの暴落を見るとS&P500より小さな下落になっています。

株価の値上がりはあまり期待できませんが、安定感は抜群のETFになります。

分配金(配当金)と増配率の推移

分配金と増配率の推移一覧

  

10年間で約90%の増配をしています。

構成銘柄に連続増配銘柄が多いだけあって、少しずつ順調に増配していますね。

分配金も安定感があるようです。

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メリット・デメリット

メリット

安定感抜群

株価も大きな変動もなく、分配金も安定的な成績です。

間違いなく長期投資に向けのETFだと言えます。

デメリット

セクターが偏っている

セクター特化型ですので仕方ありませんが、セクターが分散投資できていません。

長期運用をする場合は、他のセクターと組み合わせることをオススメします。

構成銘柄が少ない

構成銘柄数が約30銘柄とETFで言うと少ないです。

後、10銘柄ぐらいは欲しいなと個人的には思います。

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運用方法

運用方法はXLPは守備型のETFですので、ハイテク銘柄や金融などの景気敏感セクターと組み合わせてもいいと思います。

基本的には、ディフェンシブのためのETFなので大きく利益を上げたければ値動きが激しい金融商品と組み合わせる必要があります。

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まとめ

XLPについてまとめると

  • 生活必需品セクター特化型ETF。
  • 構成銘柄はS&P500に組入れ銘柄から選ばれている。
  • 信託報酬0.13%と維持費はそこそこ安い。
  • 成績は安定性はあるが、あまり値上がりは期待できない。

  

XLPは暴落に強いのはいいですが、平常時は株に投資していると思うともう少し値上がりが欲しいと思ってしまいますが、それは贅沢を言い過ぎですね(>_<)

構成銘柄数が少し少ないのは個人的には気がかりですが、S&P500に選ばれた優良企業約30銘柄と言えば十分かも知れませんね。

そこは個人の判断に任せます(^^♪

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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