新NISAに向けて投資する銘柄で悩む、今日この頃。
過去の運用成績を参考にして自分好みを探すしかないですね。
今回は、米国高配当ETF、VYM、HDV、SPYD、VIG、DGROどれに投資するかについて考えて見ました。
今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
米国高配当ETF、VYM、HDV、SPYD、VIG、DGROどれにする?
基礎情報
VYM、HDV、SPYD、VIG、DGROの基礎情報をまとめると(日本版のデータは記載していません)↓↓
高配当【VYM】、【HDV】、【SPYD】の簡単な情報
シンボル | VYM | HDV | SPYD |
---|---|---|---|
名称 | バンガード 米国高配当株式 ETF | iシェアーズ 米国高配当株ETF | SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式ETF |
投資対象 | 米国配当株 | 米国配当株 | 米国配当株 |
運用会社 | バンガード | ブラックロック | ステートストリート |
経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
配当利回り | 3.15% | 3.85% | 4.71% |
決算日 | 3,6,9,12月 | 3,6,9,12月 | 3,6,9,12月 |
連続増配【VIG】、【DGRO】の簡単な情報
シンボル | VIG | DGRO |
---|---|---|
名称 | バンガード 米国増配株式 ETF | iシェアーズ コア配当成長ETF |
投資対象 | 米国連続増配株 | 米国連続増配株 |
運用会社 | バンガード | ブラックロック |
経費率 | 0.06% | 0.08% |
配当利回り | 1.90% | 2.47% |
決算日 | 3,6,9,12月 | 3,6,9,12月 |
経費率はすべて格安であり、高配当ETFの3つと比べて、連続増配ETFの2つは利回りは下がりますが、連続増配ETFの重要なのは増配率です。
みんなが注目するだけあり、どれもいいETFになります。
VYMとSPYDは2024年1月30日から投資信託として購入可能になり、HDVとDGROは日本版のETFで購入可能になります。
VIGだけは、日本版で配当金がでるファンドがありません(2024年12月24日現在)。
株価の値動き
直近5年の株価のチャートになります。
株価はVIGとDGROの連続増配ETFが2トップになり、高配当ETFはコロナショックから株価は回復してからは、株価上昇が鈍化気味です。
配当金目当てで、バイ&ホールドするなら、そこまで株価の値動きを気にする必要がないかも知れませんが、ずっと右肩下がりの元本割れするETFは投資先に問題があるので、投資対象にしてはいけません。
きちんと株価は長期で右肩上がりのものに投資をしましょう。
配当金の成績
配当利回りと増配率についてまとめました↓↓
SPYDとDGROは運用開始されて10年経過していないので、増配率10年分はありません。
HDVとSPYDは配当利回りが高く、増配率はVIG、DGROは10%前後の増配率があり、VYMはその真ん中にあたるETFになります。
連続増配年数はVYMが1位で13年、次にVIGが10年になり、DGROは運用開始されてからずっと増配しています。
この身が分かれる内容になっていますね。
直近5年の増配率で将来の利回りを計算すると↓↓
※過去のデータを元にしていますので、参考にするデータによって結果は変わってきますので、ご参考に見てください。
直近5年の増配率を参考にシミュレーションすると、10年以上、保有し続けることを考えるとDGRO一択になる結果になりました。
長期保有なら、直近利回りよりも増配率が正義と言うことがハッキリとしましたね。
考察
上記の過去の成績を元にどれに投資をするか考えると…。
リタイアまでの時間が数十年先なら、ドルが欲しい人は【VIG】で、円でいいのなら【DGRO】!!
逆にリタイアまでの時間が短い人はHDVとSPYDの組み合わせか、VYM単品あたりが無難でいいかと思います。
それか、VIGまたはDGROと配当利回りが高いSPYDと組み合わせるのもいいかと思います。
あなたのリタイアまでの年数に応じて、投資先を選んでください。
まとめ
日本版のファンドでも外国課税の10%の税金は引かれてます。
インデックス投資などでも外国課税分は実は引かれてるんですよ。
個人的には、資産として円資産だけでなく、ドル資産も欲しいと思っていますので、円資産は日本株からで、ドル資産は米国株がいいかなと思っています。
投資の目的は人それぞれですからね。
この記事は過去のデータを参考に作成していますので、今後もこの記事通りにいくとは限りませんので、投資先を決まるご参考程度に見てください。
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以上で今回の記事を終わります。
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