配当利回り5%以上で毎月配当金が貰える『【PFFV】グローバルX 米国変動金利優先証券 ETF』について解説

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今回は、配当利回り5%以上で毎月配当金が貰える『【PFFV】グローバルX 米国変動金利優先証券 ETF』について解説します。

名前がPFFPFFDとよく似ているだけだなく、内容もよく似ているETFです。

PFFVのオススメな人

  • 配当金生活に興味のある人。
  • 値上がり益より配当金だと思っている人。
  • 少額からでも投資をできる銘柄を探している人。

配当金好きな人に特にオススメのETFですので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

【PFFV】グローバルX 米国変動金利優先証券 ETFの概要

【PFFV】グローバルX 米国変動金利優先証券 ETF

2020年6月22日から運用開始した新しいETFです。

 

投資内容は、ICE米国変動金利優先証券指数の価格および利回りパフォーマンスに一般的に対応する投資結果を提供することを目指しています。

主に米国の変動金利優先株式に投資をしていることで、高い利回りを出しています。

優先株式とは?

普通の株の場合、投資先の企業経営について意見を言う『議決権』がありますが、この優先株式には『議決権』がなく投資先の企業経営に意見を言えません。

その代わりに、配当や倒産した企業の残った資産について、他の株式よりも優先的に受け取ることができます。

普通よりも高い配当利回りを貰うことができるそのため、優先株式は普通株式より低リスクで、債権よりは高リスクと普通株式と社債の中間的な性質を持っていると言えます。

 

※2022年4月のデータ参照。

基本情報

名称 グローバルX 米国変動金利優先証券 ETF
運用会社グローバルX
構成銘柄数77銘柄
分配金利回り5.94%
決算日毎月
経費率0.25%

  

投資銘柄数は77銘柄とあまり多くはありません。

経費率は『他社より(PFF)より安い』と言うだけあり、PFFの信託報酬0.46%より安い経費率になります。

利回りは5%と以上と税引後で3.5%ぐらいの利回りは期待できます。

 

購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券から購入可能です。

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構成銘柄上位10銘柄

名前資産の割合
ウェルズ・ファーゴ&コ・デポジット・シュ・リプル
1/1000th 5.85 % ノン・カム・パープ・プファルド・シュ -A-
4.13%
シティグループ株式会社 デポジット・シュ・リプル
1/1000th 6 7/8% 非カムパープ Pfd Shsシリーズ
3.72%
ゴールドマン・サックス・グループ・インク・デポジット・シュ・リプル
1/1000th Perp Fltg レート・ノン・カム・プフ
2.94%
ゴールドマン・サックス・グループ・インク・デポジット・シュ・リプル
1/1000th ノンカム・パープ・プファルッド・セル
2.38%
シティグループ株式会社 Repr 1/100th 7 1/8 ノンカムパープPfd ShsシリーズJ2.34%
モルガン・スタンレー 1/1000th ノンカム・プフッド -K-2.27%
モルガン・スタンレー・デポジット・シュ・リプル
1/1000th ノンカム Pfd Shs シリーズ -I-
2.24%
アセーンホールディング株式会社 FXDFR PRF パーペチュアル USD 25
– Ser A 1/1000 Int Dep
2.22%
バンク・オブ・アメリカ株式会社 0%2.22%
米国バンコープShs Repr 1/1000th
ノンカムパーペチュアルPfd Shsシリーズ -B-
2.18%

 

金融関連の企業で構成せれているようですね。

金融危機の時に株価暴落する姿が目に浮かびますね。

構成セクター比率

 

9割以上が金融関連への投資なっています。

その他のセンターにも多少は投資をしていますが、ほぼ金融関連の銘柄ですので金融危機のときの下落が大きくなりそうです。

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PFFVの株価の推移

PFFVとS&P500とPFF 株価の比較チャート

  • 青:PFFV
  • オレンジ:S&P500
  • 水色:PFF

 

PFFVは株価は一定価格を維持しているようで、株価上昇は期待できないようです。

よく似た内容のPFFとは大差ない運用成績になります。

同じ内容のPFFとは、今のところ少しだけ評価損益では勝っていますが、少しずつ右肩下がりな点は気になりますね。

 

PFFVトータルリターン

やはり、トータルリターンでもS&P500には勝てません。

トータルリターンは誤差の範囲でPFFよりはいいようですがトータルリターンも右肩下がり…配当金目当てのETFとは言え、トータルリターンで右肩下がりなのが気になりますね。

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PFFVの分配金の推移

分配金の推移

  

運用歴が短いので配当金のデータがほとんどないですが、2021年は減配傾向でしたが2022年は増配しているようです。

まだ、運用開始して期間が短いので様子を見た方がいいと思います。

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メリット・デメリット

メリット

普段投資が出来ない株に投資が出来る。

個人では、 変動金利優先株式への投資は難しいですが、PFFFVを購入するだけで簡単に投資が出来ます。

毎月分配型で高配当ETF。

配当利回り5%以上、毎月分配型ETF。

配当金生活向けのETFだと思います。

デメリット

金融危機に弱い。

まだ、大きな下落相場を経験していないETFですが、投資先を見る限り金融危機では酷い株価暴落になると思います。

値上がり益は期待出来ない。

PFFVは配当金がメインのETFですので、値上がり益は期待できません。

運用期間が短く、時価総額が少ない

PFFVは運用期間が短く参考にするデータが少なくないです。

しかも、時価総額も低いです。

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運用方法

運用方法ですが、毎月分配型で配当金利回りも5%と内容は悪くないのですが、

  • 株価上昇は期待できない。
  • 暴落に弱い。

この2点から、ポートフォリオのメインとして運用するには向いていません。

株価は27.6ドル(2021年11月20日)と購入しやすい金額ですので、配当金再投資先として検討の余地ありかなと思います。

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まとめ

PFFVについてまとめ

  • PFFVの投資先は変動金利優先株式。
  • 毎月分配型で配当金利回り5%と配当金生活向きのETF。
  • セクターは金融関連が多いので金融危機に弱い。
  • 値上がり益は期待できない。

 

PFFVは配当金投資家から、もう少し注目されてもいい内容ですが、今話題の超高配当ETFのXYLDXYLGQYLGと同じ日に日本で購入可能になりました。

そのおかげで、凄く影が薄いです(笑)

生まれる時期がもう少し早ければ、もっと注目されたETFだったと思い、少し残念な気がしました。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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