QYLDの今後の見通しについて考えて見た

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株式投資
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SPYDが2年連続減配したことにより、SPYDからQYLDに買い替えを検討・実行した人が多い、今日この頃。

今回は、SPYDの2年連続の減配により、更に注目されるQYLDの今後の見通しについて予想して見ました。

 

この記事は私個人の考えです。

こんな考え方をする人もいるんだな程度に見て頂ければ嬉しいです。

QYLDの見通しを考察

QYLDの概要

名称QYLD
設定日2013年12月
名称グローバルX NASDAQ100
・カバード・コール ETF
運用会社グローバルX
構成銘柄数103銘柄
分配金利回り11.42%
配当月毎月
経費率0.60%

 

配当利回りはここ数年は10%前後を維持していることから、私のような配当金大好きな人から大人気です。

経費率が運用方法が特殊なので、高くなっているのは仕方ない点です。

 

QYLDの解説記事

毎月分配型で配当金利回り10%以上の『【QYLD】グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF』について解説
今回は、投資先が大人気ETF【QQQ】と同じナスダック100で毎月分配型、配当利回り10%と癖の強い『【QYLD】グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF』について解説します。

QYLDの今後の予想

株価について

QYLDの株価についてですが、たまに右肩上がりと言う人もいますが、それは勘違いです。

楽天証券で見れるチャートの範囲なら、右肩上がり見えますが、楽天証券で見れない範囲で株価を見ると右肩下がりです⇩⇩

株価は2014年の運用開始したぐらいが一番株価が高く、その後は株価最高値を更新したことはありません。

確かに、配当金込みのトータルリターンは右肩上がりですが、株価事態は右肩上がりではありません。

 

昨今のハイテク銘柄の高騰の中で株価が上昇しなかったので、株価は今が天井付近だと思います。

これは、コール・オプションの特性上仕方ないことですのでQYLDが今後も株価高騰するとは思わない方がいいです。

 

しかし、この株価上昇をしないのは買い足すだけで売らない人から見ればメリットです。

株価が高いと株数が買えませんが、株価が安いとたくさんの株を買えて受取配当金額を増やしやすいからです。

配当金について

QYLDの配当金に関しては、コール・オプションと言う特殊な運用方法のため、増配は期待できません。

むしろ、どっちかと言うと減配傾向にあります。

ここ数年は増配しいるように見えますが、日本でQYLDが流行り出してから減配していたのが元の配当金額に戻り出しただけです。

配当金履歴

年数分配金
 2014  $2.61 
2015$2.20
2016$2.04
2017$1.89
2018$2.65
2019$2.32
2020$2.54

配当利回りが10%前後あるのはここ数年の話であり、利回りが7%~8%ぐらいだった時期もあります。

今後は利回り7%台になることもあると思っておいた方がいいと思います。

 

カバードコール戦略については詳しい内容は端折りますが、カバードコール戦略での売りはプレミアムの部分だけが利益になるので、株価上昇した場合は損失が出ます。

下落時はプレミアムである程度は利益はありますが、そもそも下落相場ではコール・オプションの取引が減る可能性があり、取引成立しなくなるので配当金に出す利益を出せなくなります。

株価の下落幅が小さいと評判ですが、肝心の配当金が減配になるなら下落に株価が強くても意味がないですね。

以上のことから、配当金に関しても天井付近だと思います。

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今後どうするか

上記のことから、QYLDの成長性は今が天井付近で今後は大きく成長は期待できないと予想が出来るので、有名な投資で成功して大金を持っている人が『QYLDを購入した。』って聞かない理由だと思います。

 

しかし、私は大金を持っているわけでもなく、今の予算で直近でまとまった受取配当金が欲しいと思っている私にはQYLDは目的に合ったETFです。

誰になにを言われても、自分の目的にあった物に投資をするべきだと思います。

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将来性はあまり期待していませんが、今現在は少ない予算でも配当金を他の銘柄よりも確保するための手段としてQYLDの購入を続けていく予定です。

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まとめ

QYLDの見通しについて

  • カバードコール戦略の特徴からQYLDの株価・配当金は天井付近だと予想。
  • 株価上昇は期待できないが、買い足すだけの人には逆にメリットである。
  • 今後の配当利回り7%台になる可能性も視野に入れておくべき。

結論

『成長性』に関してあまり期待せずに、ポートフォリオのサブ枠として直近の受取配当金額の引き上げ要員として保有して行こう。

 

QYLDは資産を大きく増やすためのコアとしての投資先をしては、正直言って厳しい点はありますが、サテライト枠として保有する分にはとても優秀なETFだと思います。

 

VYMなどの高配当ETFより配当利回りが3倍ぐらいありますので、直近でまとまった資金が無くてもそこそこ受取配当金を確保できます。

例え話をすると、年間120万円(税金の計算は無し)を欲しいなら、VYMなら4,000万円ぐらいの予算が必要ですが、QYLDなら1,200万円ぐらいの予算で可能になります。

物凄い違いですよね(笑)

 

上記のことから、QYLDに全力投資をしたくなる気持ちは痛いほど分かりますと言うか、正直に言うと私もQYLDへの全力投資をしたいです。

しかし、将来のことを考えるとQYLDへの全力投資は控えた方がいいと思って、全力投資はしていません。

どっちが正解かはわかりませんけどね。

 

QYLDで配当金投資に不安を覚える場合は、VYNやVIGなどの増配を期待できるETFと組み合わせて運用すれば相性はいいと思いますので検討して見てください。

 

この記事は私の予想であり、これから私の予想が大きく外れてQYLDが大きく増配したり、株価高騰することもあるかも知れません。

色んな人の意見を参考にして、最後はご自身の後悔しないように投資をしてください。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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