2020年度 米国高配当ETF【VYM】VS,【HDV】VS,【SPYD】の成績を比べて見た

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今回は、配当金投資家に大人気米国高配当ETF【VYM】VS,【HDV】VS,【SPYD】の成績を比べて見ました!!

2020年度はコロナショックの大暴落と見せかけて、株価高騰をした波乱な年でした。

この歴史に名を残す暴落に対して、VYM、HDV、SPYDがどのような成績を残したのか比較していきます。

この3銘柄以外にも【QDIV】などの高配当ETFがありますが、今回は有名どころのETFで比較します。

 

今回の記事は長期投資でどの高配当ETFを選ぶかの参考になりますので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

 

銘柄紹介の記事

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【VYM】VS,【HDV】VS,【SPYD】

基礎データ

項目VYNHDVSPYD
信託報酬0.06%0.08%0.07%
組入れ銘柄数約410銘柄74銘柄80銘柄
配当利回り約3%約4%約4.7%

 

  • 信託報酬は、VYM>SPYD>HDVの順番で安くなっていますが、3つとも維持費は安い。
  • 組入れ銘柄数は、VYM>SPYD>HDVの順番でVYMがダントツで組入れ銘柄数が多い。
  • 配当利回りは、SPYD>HDV>VYMの順番でVYMが他のETFよりも配当利回りは低い。

 

3つとも少し差がありますが、経費率は安く、分散投資が出来ていて、配当利回りもいいですね。

日本版で優秀な高配当ETF誕生して欲しいなと思います。

チャート比較

  • 青:VYM
  • オレンジ:HDV
  • 水色:SPYD

値上がり益の順番は、1位【VYM】2位【HDV】3位【SPYD】になります。

 

コロナショックの大暴落が酷かったですね(特にSPYD)。

今年は『SPYDオワコン説』がありましたが、米国大統領選挙ぐらいから息を吹き返しています。

VYMとHDVは途中までは同じ値動きをしていましたが、6月の終わりぐらいから徐々にVYMがリードして値上がりに差をつけています。

2020年度の値動きはVYMが一番優秀な結果になりました。

増配率

 銘柄名  増配率 
VYM 約+2.2% 
HDV 約+11.2% 
SPYD 約-6.5% 

増配率の順位は、1位【HDV】2位【VYM】3位【SPYD】になります。

 

この厳しいコロナショックの中でHDVは11%以上の増配をしているのはかなり凄いことだと思います。

SPYDは途中かなりの減配をしましたが、その後はリバランスをして持ち直しましたが、ダメでした。

VYMは値上がりと増配率を考えると底堅い安定性のあるETFだと言えますね。

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評価

2020年度は

  • 値上がり益は、VYMが一番優秀!!
  • 増配率は、HDVが一番優秀!!
  • 頑張った、SPYD(笑)

 

個人的な意見になりますが、高配当ETFですので下手な値上がりより増配率が大事だと思いますのでHDVが一番成績が良かったのではないかと思います。

しかし、この3つから1つを選べと言われたら分散に信託報酬に運用成績を考えるとVYMが底堅いので、良いのではないかと思います。

2020年度は、コロナショックで被害の大きいセクターに投資比率が多かったSPYDの1人負けでした。

リバランス後は配当金も株価も回復中ですが、減配が続くようでしたら今後の保有するかを考え直す必要があります。

 

この3つの高配当ETFはコロナショックでのダメージがまだ残っている状態で、株高更新したS&P500やナスダック指数と差をつけられたました。

今後、また復帰してS&P500やナスダック指数と肩を並べる時代が戻ってきて欲しいなと思います。

 

以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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コメント

  1. あかいろ より:

    そもそもVOOやQQQはコロナショック前から回復してるのに
    その値にすら戻ってないETF持ってて意味があるの?
    投資してるのにマイナスになるのが好みなの?現金で貯蓄していたほうがいいのでは?
    たまに長く持ってれば配当金でペイできるという人いるけど
    長期投資するのであればなおさら将来また大きな下落が来たとき同じことが起きる可能性高いのでは?

    • 1日分のなにか 1日分のなにか より:

      あかいろさん、コメントありがとうございます。

      株価のことを考えると、高配当ETFよりVOOやQQQに投資をすると言う意見は私も同感です。
      ただ、投資目的は人それぞれだと思いますので、一つの選択肢として参考にして頂ければと思い今回の記事を書きました。

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