長期投資の王道の投資先と言われる、オルカンこと全世界株式。
株価は長期で右肩上がり、全世界に分散されている、信託報酬は最安値水準と投資はコレ1本で大丈夫と言える内容です。
また、投資信託ではなくETFで購入すれば配当利回り2%前後、10年の平均増配率は3%以上あり、キャピタルゲインだけではなく、長期で見れば配当金投資も可能な万能な投資先。
長期投資で見ればほとんど欠点がないように思えるオルカンですが、投資ですのでもちろん欠点はあります。
今回は、オルカンこと全世界株式のデメリットについて解説します。
自分が投資しようと思っている物のデメリットを把握することは、とても大切なことですので、オルカンに投資しようと思う方は参考になると思いますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
オルカンこと全世界株式のデメリットについて
為替の影響がある
オルカンに投資をすると、どうやっても為替の影響を受けます。
2023年11月の時点でオルカンは右肩上がりで株価が成長していますが、円ベースの話であり、ドルベースなら大して値上がりしていません。
為替ヘッジがあったとしても、オルカンの元はドルで売買されますので、為替の影響は絶対に受けます。
ただ、為替に関してはメリットの部分もあり、デメリットになる部分です。
判断するのは難しいデメリットであります。
国別投資割合は6割以上は米国に投資をしている
オルカンの6割以上は米国でできています。
オルカンの国別の構成比率は6割以上のため、米国100%のS&P500や全米株式でいいと言われるのも仕方ないなことです。
確かに、現在までの成績だと米国100%成績が良いです。
しかし、今後も米国が株式市場でNo1あると言い切れません。
実際に日本が一番だった時期もあるそうです…まったくイメージできないですけどね(笑)
ただ、運用成績の悪い国にも投資をしていますので、株価上昇の足を引っ張ります。
分散投資を考えると仕方ないのですけどね。
すぐには利益を得られない
インデックス投資の最大の欠点とも言える短期では大きな利益を得ることができないことです。
誰にも再現性のある大金が稼げる投資なんて、絶対に詐欺ですよ。
インデックス投資は長期で複利を育てて、利益を増やしていく投資なので仕方ないのですが、今すぐ大金が欲しいと思う人には向いてない投資です。
こればかりは仕方ないと思います。
まとめ
欠点のない投資なんて、そもそも存在しない!!
欠点ない投資があれば誰も苦労しませんよ。
人間、”デメリット”と言う自分に関することのネガティブな話は聞きたくないのは仕方ありませんが、現実を見て行動しないと痛い目を見ます。
世の中そんなに甘くないですからね。
自分が投資する物のメリット・デメリットはきちんと把握して、自分に合った投資先かを考えて投資をするようにしてください。
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以上で今回の記事を終わります。
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