長期投資で最適な投資方法と言えば『インデックス投資』とよく言われます。
私もその通りだと思いますが、インデックス投資って正直つまらないですよね(笑)
他の投資方法でインデックス投資に勝てそうな簡単に出来る投資方法ないかと考えて見ました。
そして結論が
成績のいいセクターだけに投資でよくね?
と、安易な答えにたどり着いたのです(>_<)
このことから、”打倒S&P500!!”を目標にセクター別ETFを活用した運用方法を考えて見ました!!
今回の記事は
- インデックス投資に飽きた。
- 良いセクターを探している。
- 自分オリジナルのポートフォリオ作成したい。
と、思っている人に参考になりますので最後まで読んで読んで頂ければ嬉しいです。
打倒S&P500!!
”打倒S&P500”を目指すために、今回はバンガード社のセクター別ETFを活用して考えていきます。
参考データは、2011年から2020年までの10年間のデータを参考にしてVOO(バンガード・S&P500ETF)と比較しながら考えました。
セクター別ETF解説記事一覧
【VCR】バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF
セクター別ETF選定
投資先のセクターを選定するためにここ10年間の成績とVOOと比較して見ました。
VOOとセクター別ETF比較一覧表⇩
宿敵VOOのここ10年間の成績は見事ですね。
株価上昇も見事ですが、増配率も素晴らしいので増配銘柄買う必要性を考えてしまいますね。
VOOより成績がよかったETFは【VGT】、【VCR】、【VHT】の3銘柄になります。
この3銘柄は確定で、残り2セクターは暴落に強いセクターから選ぼうと思います。
成績上位3銘柄に続く成績の【VIS】ですが、下落に弱いので却下。
続く、【VDC】、【VFH】、【VPU】で考えると【VFH】は金融セクターなので暴落に弱いので却下。
【VDC】、【VPU】は暴落に強い公益事業と生活必需品のセクターなので、この2つをポートフォリオに組入れようと思います。
後の【VAW】、【VOX】、【VDE】ですが、【VAW】は成績がパッとしませんし、【VDE】はセクターの構成銘柄変更後、分配金が減配していますし、【VOX】にいたっては株価が下落しているので論外です。
・成績と暴落対策を考えた結果、
【VGT】、【VCR】、【VHT】、【VDC】、【VPU】の5銘柄でポートフォリオを作成します。
この5つのETFを均等に投資して⇩の円グラフのポートフォリオでVOOと10年間の成績を比較していきます。
セクター別ポートフォリオ
過去10年間の成績で比較
『ETF replay』と言うサイトの機能を参考に比較しました。
比較チャート
- 緑:セクター別ETFのポートフォリオ
- 水色:VOO
上記のチャートを見ると、ここ10年間の成績では今回考えたポートフォリオが見事にVOO(S&P500)に勝利しています!!
思っていたよりも、セクター別ETFポートフォリオの成績がいいです(^^♪
続いて年間パフォーマンスを見ていきましょう。
年間パフォーマンス比較
年間パフォーマンスですが、今回考えたポートフォリオの方がリターンは負けてるように見えますね。
暴落に対しては勝っていることから考えると、暴落耐性の強さでS&P500に勝ったのが分かります。
ちなみに配当利回りは
- セクター別ポートフォリオ:約1.85%
- VOO:約1.5%
誤差の範囲で勝利しています。
運用方法
運用方法はこの5つのETFを均等に購入、分配金を再投資で
- 守備力アップなら⇒債権
- 配当利回りを上げたい⇒高配当ETF
- もっと分散投資したい⇒他のセクターETF
などに再投資して、足りないと思う物に投資して調整していけばいいと思います。
まとめ
打倒S&P500には
あくまでも過去の成績との比較ですので、今後どうなるかは分かりませんが、現在までの成績ならS&P500に勝っている結果になりました。
今のところ勝てそうです!!
まぁ、S&P500に組入れている成績の悪いセクターを場外したので当然の結果かも知れませんが(笑)
インデックス投資は間違いなく簡単で誰でも成績が出せる再現性抜群の素晴らしい投資方法だと思い、私もしています。
しかし、インデックス投資だけでは投資がつまらないので今後も”打倒S&P500”の運用方法を考えていきたいと思います。
あなたも”打倒S&P500”だと思うなら、今回考えたポートフォリオ参考にあなたオリジナルのポートフォリオ作成して見てください。
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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