今回は米国の金融セクターETFの【VFH】VS【XLF】を比較していきます。
金融セクターは景気便感ですが、景気がいいときは成績がいいセクターですので暴落時に仕込むべき投資先候補の1つになります。
今回の記事の比較した内容を参考に今度の投資の参考にして頂ければ嬉しいです。
【VFH】と【XLF】の詳しい内容はコチラ⇩
金融セクターに投資したいならオススメETF『【VFH】バンガード・米国金融セクターETF』について解説
金融セクター特化型ETF『【XLF】金融セレクトセクターSPDRファンド』を解説
【VFH】VS【XLF】比較
【VFH】と【XLF】の主な違いは投資先が、
- 【VFH】は米国の金融セクターの大型株、中型株、小型株に投資対象。
- 【XLF】は投資先はS&P500構成銘柄に組み入れられている大手金融セクターのみが投資対象。
VOOとVTIの違いと同じで、大手企業のみに投資をしているか、大手企業以外にも投資をしているかの違いです。
大手企業のみに投資がしたいなら、XLFがオススメになります。
※2020年1月のデータ参照して比較しています。
基本情報の比較
項目 | VFH | XLF |
---|---|---|
運用会社 | バンガード | ステート・ストリート |
構成銘柄数 | 412銘柄 | 約70銘柄 |
分配金利回り | 約2.14% | 約2% |
決算日 | 3,6,9,12月 | 3,6,9,12月 |
経費率 | 0.10% | 0.13% |
【VFH】と【XLF】の基本情報を比較すると
- 構成銘柄はVFHが多い。
- 分配金は同じぐらい。
- 信託報酬は少しでけVFHが安い。
構成銘柄は数はVFHの方が圧倒的に多いぐらいで後は大差ありません。
XLFの方が構成銘柄が少ないですが、約70銘柄に投資されているのであまり気にする必要がないかと思います。
株価のチャート比較
- VFH:青
- XLF:オレンジ
株価の値動きはほとんど同じですね。
よく見れば、最近はXLFの方が下落に強く、値上がりをしているように見えます。
誤差の範囲と言っていいレベルですけどね(笑)
配当金(分配金)の増配率を比較
VFHとXLFの増配率比較一覧表
【VFH】と【XLF】の10年間の増配率は
- VFHは約189%
- XLFは約233%
増配率はXLFの方が上です。
更に、XLFは10年間で減配はないのに対して、VFXは2016年に増配無しと2020年に減配しています。
このことから、配当金に対しては、現段階だとXLFの方が優秀だと言えます。
結果
【VFH】と【XLF】を比較して見ると、株価の値動きや信託報酬はほとんど違いが無くて増配率はXLFの方が優秀と言うことで
現状の成績ならXLFの方が優秀!!
成績に差が出たのがコロナショック後ですので資金面で弱い、中・小企業が足を引っ張ていたようです。
まぁ、成績にはほとんど差はありませんがね(笑)
株価の価格は、2021年2月の価格で言うと、VFHが約77ドルでXLFは約31ドルと購入のしやすさもXLFの方が買いやすいです。
今からコツコツと購入していくとするならば、XLFの方が良さそうです。
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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