なんで長期金利が上がると株価下がるの?下落する理由を超簡単に解説

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コラム
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度々、株価下落の理由になる”長期金利の上昇”

なぜ、長期金利が上昇すると株価下落するのでしょうね?

 

今回は、今更聞きにくい長期金利が上昇するとなぜ、株価が下落するするのかについて超簡単に解説します。

 

出来るだけ簡潔に株価が下落する理由をまとめて見ましたので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

なぜ、長期金利で株価が下落するの?

そもそも長期金利とは?

そもそも長期金利とはなにかについて解説しますと

長期金利とは?

長期金利とは、金融機関が1年以上のお金を貸し出す際に適用する金利のことです。
短期金利は日本銀行の金融政策などによって決まりますが、長期金利は、主に長期資金の需給関係によって決まるもので、物価の変動、短期金利の推移(金融政策)などの長期的な予想で変動します。
そうした特徴から、「長期金利は経済の基礎体温」ともいわれていて、景気が悪くなれば低くなり、景気が良くなれば高くなるという傾向にあります。

SMBC日興証券 始めてでもわかりやすい用語集より引用https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/chi/J0109.html

 

10年物国債の利回りが長期金利の代表的な指標になっていますので、ニュースなどで見る長期金利のことは米国債10年のことだと思ってください。

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株価が下落する理由

簡単に長期金利が上昇した場合、なぜ株価に影響が出るのかについて解説します。

企業が投資がしにくくなるから

金利が上がると借金の利息払いが増える。

借金の利息払いが増えるとお金を借りにくくなる。

お金を借りれないと設備投資ができない。

設備投資を出来ないと生産性が上がりにくい。

生産性を上げないと業績が悪くなる。

業績が悪い企業の株は買いたくない。

 

こんな感じの連想ゲームで将来の企業の業績悪化が予想され、業績が悪い企業には投資をしたくありませんので、株価下落に繋がりやすくなります。

預金などが有利になる。

金利が上がると銀行預金など、預金の金利が上がる。

元本保証の預金で利益が出るなら、誰もリスクがある株には投資をしない。

 

極端な例を上げると、バブル時代の日本ですね。

バブル時代は銀行預金の利息は5%ぐらいありました。

リスクがあるインデックス投資のリターンの期待値は5%です。

元本保証の預金と元本割れリスクのあるインデックス投資で同じリターンが期待できるなら、あなたはどちらかを利用しますか?

当然、大抵の人は元本保証の銀行預金を選ぶと思います。

 

リスクを取らなくても、ある程度のリターンを銀行預金で得ることが出来るならほとんどの人が株に投資をしなくなるので、流動性を失った株が下落するのは仕方ないことです。

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まとめ

1日分のなにか
1日分のなにか

設備投資が出来ないと、ハイテク産業の発展は厳しいですよね。

 

長期金利が上昇すると株価が下落するとは限りませんが、株価が下がり安くなります。

しかし、長期金利上昇で銀行や保険屋などは恩恵を受ける業種です。

長期金利上昇したから、株価が下落しやすくなるから早く逃げようとして狼狽売りをするのではなく、長期金利上昇するとわかっているなら長期金利上昇した場合の恩恵を受ける銘柄への投資を検討した方が将来への成長性が期待できると思います。

 

どんな相場でも生き残るためにも、その時の相場で恩恵を受ける銘柄探しを頑張っていきましょう!!

 

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以上で今回の記事を終わります。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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