下落が止まりそうで止まらない、米国株式市場。
今回は、インデックス投資先のVT、VTI、VOO、DIA、QQQの2022年度の9月までの運用実績を比較しました。
今後の投資先の参考にして頂ければ嬉しいです。
VT、VTI、VOO、DIA、QQQの2021年度の成績比較
基礎情報
シンボル | VT | VTI | VOO | DIA | QQQ |
---|---|---|---|---|---|
主な投資対象 | 世界株式 | 全米株式 | S&P500 | ダウ30種平均 | ナスダック100指数 |
経費率 | 0.08% | 0.03% | 0.03% | 0.16% | 0.20% |
配当金利回り | 2.36% | 1.56% | 1.58% | 1.96% | 0.63% |
解説記事
株価とトータルリターンの比較チャート
株価の比較
- VOO(青):-25.26%
- VTI(黄色):-26.13%
- VT(水色):-27.00%
- DIA(オレンジ):21.43%
- QQQ(紫):33.46%
2022年度の株価を比較結果
- 1位、DIA
- 2位、VOO
- 3位、VTI
- 4位、VT
- 5位、QQQ
QQQが他のETFより頭一つ分大きく下落しています。
一応は、DIAがまだ下落幅がマシになっているようですが、大きく下落しているのには変わりありません。
VOO、VTI、VTはよく似た下落率とすべてのETFは残念な結果になっています。
今年は”我慢”のときですね。
トータルリターン(配当金込み)の比較
2021年度のトータルリターンを比較
- 1位、DIA
- 2位、VOO
- 3位、VTI
- 4位、VT
- 5位、QQQ
トータルリターンで見れば下落幅は少し軽減されますが、マイナス評価には違いありません。
”QQQ最強”って称されていた日が懐かしいく思います。
分配金の増配率
対年同期の分配金の比較
配当月:4年回
配当月:毎月
増配率は、QQQ>DIA>VOO>VTI>VTの順番になります。
株価はダメダメですが、増配に関してはイケイケです。
今年はキャピタルゲインは諦めてインカムゲインで稼げってことですね(笑)
今年はドル高&増配で配当金投資が有利な年になりそうです。
まとめ
5つのETFを比べて見て、9月までの運用実績&配当金はDIAがまだマシなようです。
今年の下落相場を見ていると4%ルールでの出口戦略について対策を考える必要があると思います。
下落している資産を切り崩すとか…精神的に厳しいと思います。
4%ルールを出口戦略にする場合は下落相場の際に切り崩し方に、資産を売らずに貯金を切り崩すか、配当金などの別の収入源を用意した方がいいと思います。
今年の下落相場で資産の切り崩しは難しいと思うなら他の切り崩し方法も検討しておくのをオススメします。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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