米国高配当ETF、VYM、HDV、SPYD、VIGの2022年度の6月まで運用実績の比較

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下落相場で強かったけど、株価下落し始めた米国高配当ETF。

 

今回は、大人気米国高配当ETF、VYM、HDV、SPYD、VIGの2022年度の6月まで運用実績の比較しました。

 

VYM、HDV、SPYD、VIGの成績比較 

基礎情報

シンボルVYMHDVSPYDVIG
主な投資対象米国配当株米国配当株S&P500高配当指数米国連続増配株
経費率0.06%0.08%0.07%0.06%
配当金利回り3.11%3.13%3.93%1.96%

 

解説記事

VYM(バンガード 米国高配当株式 ETF)

HDV(iシェアーズ 米国高配当株ETF)

SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)

VIG(バンガード 米国増配株式 ETF)

 

株価とトータルリターンの比較チャート

株価の比較
  • VYM(青):-9.71%
  • HDV(黄色):-0.75%
  • SPYD(水色):-5.85%
  • VIG(オレンジ):-16.19%

  

2022年度6月までの運用実績を比較すると

  • 1位、HDV
  • 2位、SPYD
  • 3位、VYM
  • 4位、VIG

 

3月まではプラスだった高配当ETFたちもついにマイナスなりました。

 

HDVは原油高の影響で株価上昇していたエネルギーセクターが多いので小幅な値上がりになっています。

コロナショック時はボロボロだったSPYDも今回の下落相場では根強く頑張っています。

運用成績がいいともっぱらの評判のVYMですが、HDVとSPYDに比べると被害が大きくなっています。

 

そして、下落に強いと評判のVIG…1人負けしていますね。

でも、VOOなどの指数連動型ETFよりは小さい下落ですので、そこまで悪い成績ではありません。

 

トータルリターン(配当金込み)

2022年の年初来のトータルリターンを比較すると

  • 1位、HDV
  • 2位、SPYD
  • 3位、VYM
  • 4位、VIG

 

トータルリターンでも順位の変動はありません。

 

HDVはトータルリターンなら唯一のプラス評価になります。

でも、肝心の配当金は減配続きと…ちょっと複雑な気持ちになります。

 

他の3つはトータルリターンでもマイナスですが、今年の相場状況を考えると奮闘していると思います。

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分配金の増配率

対年同期の分配金の比較

前年同月比VYMHDV
3月去年:$0.66
今年:$0.66
去年:$0.88
今年:$0.77
6月去年:$0.75
今年:$0.85
去年:$0.81
今年:$0.57
9月去年:$0.75
今年:$
去年:$0.76
今年:$
12月去年:$0.94
今年:$
去年:$1.05
今年:$
合計去年:$3.10
今年:$
去年:$3.57
今年:$
増配率 7.09 -20.71

 

前年同月比SPYDVIG
3月去年:$0.64
今年:$0.65
去年:$0.51
今年:$0.69
6月去年:$0.40
今年:$0.41
去年:$0.68
今年:$0.69
9月去年:$0.39
今年:$
去年:$0.70
今年:$
12月去年:$0.13
今年:$
去年:$0.77
今年:$
合計去年:$1.55
今年:$
去年:$2.66
今年:$
増配率 1.9215.96

 

※記載のスペースの都合上により分配金額を四捨五入していますので、3月分のVYMは増配していないように見えますが、一応は0.88%ほど微量の増配をしています。

 

増配率は、VIGVYMSPYDHDVの順番になります。

 

株価とは逆の順位になりました。

 

株価上昇と減配でHDVは買いにくい状況ですけど、VYMとVIGは株価下落&増配で利回りが高くなっているので長期で見るなら買い時かも知れませんね。

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まとめ

株価はHDVの勝ち、増配はVIGの勝ちになります。

 

株価が下落したとは言え、あまり買い時とは言えない高配当ETF。

もしも、今買うとしたら、VYMかVIGですかね?

HDVは成績はいいですが肝心の配当金が調子が悪いが続いてますので、ちょっと購入しようと思わないですね。

 

株価を購入している段階の私にとっては、株価下落しながら大増配が理想なのですが、そんな都合のいいことはないですね(笑)

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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