今回は、購入するなら株価暴落時だけ『【WEBL】Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF』について解説します。
運用成績は凄いですが、レバレッジ商品なので、普通の株よりも超ハイリスクですので気をつけてください。
株の調子がいいときは、レバレッジ商品がよく話題に上がりますが、よく投資内容を理解してから投資をするようにしてください。
【WEBL】Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETFとは?
【WEBL】:Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF
投資内容は、ダウ・ジョーンズ・インターネット・コンポジット指数の運用実績の3倍(300%)の投資成果を目指して運用されています。
投資先を関単に言うと、アメリカのインターネット業界で最も規模が大きく活発に取引されている、40社に3倍レバレッジETFとなっております。
※2022年7月のデータ参照。
WEBLの基本情報
名称 | Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF |
運用会社 | Direction社 |
構成銘柄数 | 42銘柄 |
分配金利回り | なし |
決算日 | ナシ |
経費率 | 0.95% |
信託報酬は0.95%以上とかなり高い維持費が必要になります。
レバレッジ商品のデメリットですね。
WEBLはキャピタルゲイン(売却益)が売りのETFです。
配当金を期待するだけ無駄ですので、配当利回りは確認する必要はあまりありません。
WEBLの購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券で購入可能です。
その他のレバレッジETF
【CURE】Direxion デイリー ヘルスケア株 ブル3倍 ETF
【TECL】Direxion デイリー テクノロジー株 ブル3倍 ETF
【SOXL】Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF
【SPXL】Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF
WEBLの構成銘柄上位10銘柄
ティッカーシンンボル | 銘柄 | 資産の割合 |
---|---|---|
FTIXX | ゴールドマン・サックス・ファイナンシャル・スクエアフ | 6.78% |
FGTXX | ゴールドマン・サックス・ファイナンシャル・スクエア | 5.01% |
DGCXX | Dreyfus Government Cash Mana | 4.02% |
AMZN | アマゾン | 1.87% |
META | メタ・プラットフォーム | 1.01% |
GOOGL | アルファベット | 0.96% |
CSCO | シスコシステムズ | 0.93% |
CRM | セールスフォース | 0.90% |
GOOG | アルファベット | 0.88% |
NFLX | ネットフリックス | 0.70% |
構成銘柄は、インターネット関連の大手企業に投資をしているだけあって大手企業ばかりですね。
投資先に関しては、最近の経済を考えると信頼できる銘柄に投資をしています。
WEBLの構成セクター比率
投資先のセクター構成は、ハイテク関連の銘柄が多いです。
セクターが偏っているのは投資内容からして仕方ないですね。
【WEBL】Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETFの株価の推移
WEBLとS&P500とQQQ 株価の比較チャート
- 青:WEBL
- オレンジ:S&P500
- 水色:QQQ
WEBLの値動きが激しすぎて、S&P500もQQQが小幅値動きに見えますね。
定期的に株価が暴落しています。
2021年になってからは、株価高騰からの暴落を繰り返して短期トレードにオススメの値動きをしています。
長期での保有は控えた方がいいETFですね。
【WEBL】Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETFの分配金の推移
ありません。
レバレッジETFには分配金は期待しない方がいいです。
WEBLのメリット・デメリット
メリット
大きな値上がり益が期待できる。
メリットは値上がり益が凄いの一言に限ります。
デメリット
分配金がない。
値上がり益のみ期待するETFですので、分配金は期待できません。
維持費が高い。
信託報酬0.95%と日本の投資信託でも高いと思う水準になっています。
ハイリスク過ぎる。
通常より3倍の利益あると言うことは、通常より3倍の損失を出す可能性があります。
もし購入を検討するなら、本当によく考えてから購入してください。
WEBLの運用方法
WEBLは短期トレードで活用することをオススメします。
いくら利益が出ていたとしても1ヶ月ぐらいで利益が吹っ飛んでいく投資商品を長期運用で保有するのはオススメしません。
株価暴落したときに購入してある程度利益を確保できたら、売却することをオススメします。
でも、WEBLへの全力投資は危険ですのでオススメはしません。
※暴落率が大きすぎるので全力での投資は推奨しません。
まとめ
WEBLについてまとめると
- インターネット関連銘柄にレバレッジ3倍をかけたETF。
- 運用成績はS&P500やQQQよりもはるかに上の成績。
- レバレッジ商品だから、ハイリスクハイリターンなので注意が必要。
- 分配金?そんな物はない。
- 信託報酬0.95%と維持費が高い。
レバレッジ商品すべてに言えることですが、買いのタイミングをミスすると悲惨なことになりますので、きちんと損切りラインは決めておくべきです。
インデックス投資や配当金投資でコツコツやっていくのが苦手な人もいると思いますが、レバレッジ商品はリスクが高いので取扱い注意です。
投資は容量用法を守って堅実に投資をしてください。
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以上で今回の記事を終わります。
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