今回は米国増配当ETFの『VIG』と『DGRW』この2銘柄の内容を比較して、現段階でどちらが良いETFなのか検証して見ました。
比較項目は
- 株価の値動き
- 配当利回り
- 増配率
- 経費率
- トータルリターン
この5つの項目で直近5年の運用成績で比較します。
これは、あくまで私の独断と偏見で判断していることですので、鵜吞みにせずに今後の投資の参考に見て頂ければ嬉しいです。
連続増配ETF、VIG対DGRW
ETFの紹介
シンボル | VIG | DGRW |
---|---|---|
名称 | バンガード 米国増配株式 ETF | ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド |
運用会社 | バンガード | ウィズダムツリー社 |
経費率 | 0.06% | 0.28% |
決算回数 | 4回 | 12回 |
基準株価 | $157.67 | $62.58 |
分配金利回り | 1.81% | 1.94% |
VIGの解説記事
DGRWの解説記事
※2022年8月までのデータ参考に比較しています。
VIGとDGRW 運用成績の比較
株価の値動き
- 青:VIG
- オレンジ:DGRW
株価の値動きはどっちも優秀な成績ですけど、少しだけVIGが優先のようですね。
株価についてはそこまで気にする必要がないようです。
株価値上がりは、VIGの勝利!!
配当金利回りの比較
ほぼ誤差に近い配当利回りですがDGRWの方が少し高いですね。
この2つのETFは増配がメインですので、直近の配当利回りが低いのは仕方ありません。
配当回りはDGRWの勝利!!
配当金の増配率の比較
年数 | VIG | DGRW |
---|---|---|
3年 | 11.60% | 6.58% |
5年 | 8.38% | 12.15% |
5年で見るとDGRWの方が増配率は高いですが、3年はVIGが増配率は高くてDGRWは失速気味です…判断が難しいですね。
長期で見るとDGRWですが、直近なら勢いがあるのはVIG…引き分けでいいですね。
増配率は引き分け!!
経費率の比較
長期投資において維持費は大切な項目です。
VIG:0.06%
DGRW:0.28%
VIGの圧勝ですね。
流石は大手の大型ETFと少しマイナーETFでは予算が違うのでVIGの方が優秀なのは必然の結果ですね。
DGRWはマネックス証券なら買付手数料無料ですが、長期保有するなら買付手数料以上に維持費が必要になりますので、買付手数料分を考慮してもVIGが優勢になります。
経費率はVIGの勝利!!
トータルリターンの比較
誤差の範囲でVIGの方が運用成績がいいようです。
現在は誤差範囲でしか運用成績の違いはありませんが、運用期間の大半はVIGの方が運用成績がいい時期が多いですね。
トータルリターンはVIGの僅差で勝利!!
結論
勝敗結果は3勝1敗1引き分けでVIGの勝ちですね(>_<)
VIGの勝因は信託報酬差で運用成績に差が出たのだと思います。
VIGとDGRW、比較しても対して大きな差がないので
- 維持費と株価を重視するなら、VIG。
- 配当金重視するなら毎月分配で利回りが高い、DGRW。
個人的には配当金に重視をおいて投資をしたいのでDGRWの方が好みです(笑)
株価もDGRWの方が安いので少額投資で始めようと思うならDGRWの方がいいかも知れませんね。
…SBI証券が買付手数料無料対象から外れたのは痛いですが。
VIGとDGRWは比較時期によって勝敗は変わってくると思いますので、購入を検討すらならあなたご自身の運用方針と相性がいい方をご購入してください。
1日1回 応援ポチッとして頂けると毎日更新する励みになります⇩⇩
にほんブログ村
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
オススメ書籍
コメント