あなたは高配当ETF派?それとも連続増配ETF?
現在、どちらに投資をしようか悩んでいませんか?
どちらも良い投資先ですので悩みますよね(^^♪
今回は、資産運用を米国高配当ETFか米国連続増配ETFのどちらが今の段階のなら、どちらが優秀かを比較していきます。
私の独断と偏見で検証していますので、『こんな考え方もあるんだな。』程度に参考にして見て頂ければなと思います。
この記事は
- 長期運用で高配当ETFと連続増配ETFどちらが成績がいいか。
- 投資先に困っている人。
- 高配当ETF、連続増配ETFに興味がある人。
⇧⇧に当てはまる人に特にオススメの記事になっていますので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
米国高配当ETF VS, 米国増配ETF
検証内容
検証内容は
- 直近5年のデータ参照
- 基本情報の内容
- チャート比較
- 増配率
比較する対象のETF
高配当ETFは
- VYM
- HDV
- SPYD
連続増配ETFは
- VIG
- SDY
- DGRW
このETFを対象に比較していきます。
基本情報の比較
基本情報で比較すると
- 資産総額の大きさは、連続増配ETFの方が規模が大きい。
- 構成銘柄の多さは、連続増配ETFの方が多い。
- 維持費(信託報酬)は、高配当ETFが安い。
- 配当金利回りは、高配当ETFの方が高い。
組入れ銘柄数は連続増配ETFの方が多いですが、高配当ETFでも十分な銘柄数とセクター分散されているので両方とも運用するのに問題ありません。
維持費は、高配当ETFの圧勝ですね。
DGRWはSBI証券なら購入手数料が無料ですので、実質的に安くはなります。
配当金利回りは流石に、高配当ETFの方がいいですね。
連続増配銘柄は成熟企業が多く、利回りが低い銘柄が多いので利回り低くなっています。
基本情報だけで見るなら高配当ETFの方が良さそうですね。
基本情報は高配当ETFの方の勝ち!!
比較対象のETFの詳しい解説記事一覧
『SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)』の解説
『DGRW(ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成)』の紹介
高配当ETFと連続増配ETFの比較チャート
株価上昇率の順位は
- 1位、VIG
- 2位、DGRW
- 3位、SDY
- 4位、VYM
- 5位、HDV
- 6位、SPYD
株価上昇率は連続増配ETFの方が圧勝です。
ここで、『配当金込みなら高配当ETFの方が運用成績が良くなるのでは?』と疑問が出てくるので、配当金込みの運用成績を比較チャートです⇩⇩
※比較に利用させて頂いた『ETF replay』が一度に比較できる銘柄が5銘柄までなので、順位が変わらない【SDY】を除外しています。
配当金込みだと順位は
- 1位、DGRW
- 2位、VIG
- 3位、SDY(チャートには乗っていません。)
- 4位、VYM
- 5位、SPYD
- 6位、HDV
配当金込みでも、連続増配ETFの方が株価上昇率はよく、しかもコロナショック時の下落も連続増配ETFの方が暴落耐性が強いです。
完璧に株価上昇率は連続増配ETFの勝ちです。
株価上昇率は完全に連続増配ETFの勝ち!!
増配率の比較
直近5年間の増配率と減配回数
直近5年の増配率の順位
- 1位、DGRW
- 2位、HDV
- 3位、VYM
- 4位、VIG
- 5位、SPYD
- 6位、SDY
増配率1位のDGRWは一度減配をしていますが、1回ぐらいなら目をつぶってもいいかと思う増配率ですね。
2,3位のVYMとHDVは安定性があります。
4位のVIGですが、以外に低いくのでガッカリですね。
5位のSPYDは、比較ETFの中で1番配当金利回りが高いETFですが、2回も減配があるのは減点ですね。
6位のSDYは分配金に売却益も足されるときもあるので、分配金の安定性はありません。
なかなか、勝敗を決めるのに困った成績ですね(笑)
長期運用で大事なのは安定性ですので、安定感のあるVYMとHDVの高配当ETFの勝ちにしておきます。
増配率は高配当ETFの勝ち(引き分けでもいい気がするけど)
結論
米国高配当ETF VS, 米国連続増配ETF の勝敗は
2勝1敗で米国高配当ETFの勝ち!!
成績を比較しても両者共々にいい成績でしたね(^^♪
この記事では高配当ETFの勝ちにしましたが、株価上昇率を重視するなら連続増配ETFの方がオススメです。
私のように配当金重視の人は、高配当ETFで運用した方がいいと思います。
もし、高配当ETFと連続増配ETFの両方から1つずつを選ぶなら、VYMとDGRWが成績を見る限りオススメします。
DGRWは維持費は少し高いですが、SBI証券なら購入手数料無料+貸株で運用すれば運用費を最小限で抑えれます。
本記事の内容は人によって意見は変わると思いますので、参考程度に見て頂ければと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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