定期預金よりオススメの国債ETF『【SHV】iシェアーズ 米国短期国債 ETF』について解説

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株式投資
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今回は、安定感抜群すぎる短期国債ETF『【SHV】iシェアーズ 米国短期国債 ETF』について解説します。

 

運用益はたいしてありませんが、資産を預金で寝かしているよりは有意義な投資先です。

SHVがオススメの人

  • あまり積極的に投資をしたくない人。
  • 暴落時でも安心して保有できるETFを探している。

 

今後の投資先の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

SHVの概要

【SHV】正式名称:iシェアーズ 米国短期国債 ETF

投資内容は、1年未満の米国財務省証券で構成される指数と同等水準の投資成果を目指しています。

国債は期間が短いほど、安全性が高い金融商品を1年未満の短期国債に投資をしているだけあって、安定感抜群なETFになっています。

 

※2021年5月のデータ参照。

基本情報

名称iシェアーズ 米国短期国債 ETF
運用会社ブラックロック
構成銘柄数38銘柄
分配金利回り約0.2%
決算日毎月
経費率0.15%

  

信託報酬0.15%と他の国債・債券ETFに比べて高くなっています。

毎月分配型のETFですが、配当利回り0.2%とかなり低いです。

銀行預金をするよりはマシな内容になっています。

格付別データ

 項目   保有比率  
AAA54.05%
キャッシュなど45.95%

  

投資先は格付けでもっとも高い、”AAA”のみで構成されていますので、倒産などの心配はほぼないです。

 

格付けとは、企業の信用力を表したもので、AAAがもっとも信用力のある超優良企業を示します。

構成セクター比率

業種保有割合
財務省証券54.17%
キャッシュ、デリバティブ等45.83%

 

米国短期国債をメインですので、これ以上に安心して投資ができるETFはなかなかないと思います。

SHVとBND 株価の比較チャート

  • 青:SHV
  • 水色:BND

  

SHVの株価の値動きは、株式と比較すると値動きが小さいBNDですら、大きく値動きをしているように見えます。

コロナショックの時ですら、株価が微動だにせずにいるってある意味凄いですね(笑)

 

値動きを見ると、国債と言うか”現金”に近い存在だといえます。

分配金と増配率の推移

分配金と増配率の推移一覧

  

分配金の利回りは0.2%ですので、あまり期待しない方がよさそうですね。

   

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メリット・デメリット

メリット

どんなときでも株価がほぼ一定

コロナショックでも、株価がほとんど動かないので本当にリスクを取りたくない人にはメリットだと言えます。

デメリット

株価上昇は期待できない。

SHVは株価下落もしませんが、株価上昇もしません。

投資と言うより”預金”って表現の方が合っている気がします。

世は低金利時代。

現在進行形で経済不況で、金融対策で低金利ですので今後も減配する確率が高いです。

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運用方法

現在、日本の預金利息はよくて0.02%です。

SHVの利回りは0.2%と預金の10倍はあるので、銀行にお金を寝かせておくよりはいいかな?って思います。

 

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まとめ

SHVについてまとめると

  • 米国短期国債に投資をしたETF
  • 株価の値動きは、上にも下にもほとんど動かない。
  • 利回り0.2%と銀行預金よりは高い。

  

株価は動かない、利回り低いとなると投資する理由があまりない気がしますね。

暴落対策なら、BNDAGGの債券ETFでいいと思います。

 

SHVをオススメするとしたら、元本割れをしたくないけど、預金だけでは心配だと思っている人にはオススメのETFです。

 

今後、景気が回復して金利が高くなったら化ける可能性はあるので、購入はしなくても知っていて損はないと思いますので、記憶の片隅に”SHV”を置いておくのもいいと思います。

 

以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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