今回は、もはや投資信託と言うか”投機”信託って言った方がいい気がするS&P500 レバレッジ4倍『【SP4倍ブル】S&P500・4倍ブル型ファンド』について解説します。
株の調子がいいときは、レバレッジ商品がよく話題に上がりますが、よく投資内容を理解してから投資をするようにしてください。
S&P500・4倍ブル型ファンド『愛称:SP4倍ブル』とは?
S&P500・4倍ブル型ファンド『愛称:SP4倍ブル』
運用方法は日々の基準価額の値動きが米国の株価指数であるS&P500指数(米ドルベース)の日々の騰落率の概ね4倍程度となる投資成果を目指して運用を行います
以前からのSPXLのようにS&P500連動型のレバレッジ商品はありましたが、レバレッジ3倍ぐらいまででした。
2倍でも十分にハイリスクな投資商品ですが、更にハイリスクな商品になっていますので、取扱いには要注意してください。
※2022年3月のデータ参照
S&P500・4倍ブル型ファンド『愛称:SP4倍ブル』の概要
運用会社 | T&Dアセットマネジメント |
設定日 | 2022年2月17日 |
運用形態 | アクティブファンド |
信託報酬 | 1.243% |
つみたてNISA | 非対応 |
設定日は2022年2月17日と出来立てほやほやの投資信託です。
経費率1.243%と、同じレバレッジ商品の楽天レバナスが経費率0.77%と比較しても、高い信託報酬になります。
ETFとは違い、投資信託ですので100円からでも購入可能と少額投資が可能です…あまりオススメしませんが(笑)
購入はSBI証券より購入可能です。
S&P500・4倍ブル型ファンドのチャート
まだ、運用開始から日が浅いので詳しいデータはありませんが、下落相場ですのでドンドン株価下落しています。
株価下落の底が見えてきたら買いかも知れませんね(笑)
SP4倍ブルのメリット・デメリット
メリット
大きなリターンが期待できる
レバレッジをかけてあるだけあって、とても難易度が高いですが底値で上手いこと購入できた場合は大きなリターンが期待できます。
デメリット
積立NISA対象外
積立NISAはレバレッジ商品対象外です。
しかも、新しくなる一般NISAはレバレッジ商品対象外にする方向性らしいので、NISAを活用した運用ができません。
暴落が酷い
レバレッジ商品ですので、ハイリスク・ハイリターンですので仕方ないですね。
維持費が高い
ぼったくりの投資信託よりは安いですが、他の投資信託と比較して高い経費率になっています。
運用方法
SP4倍ブルは長期投資ではなく、短期投資での運用がいいと思います。
理由は、レバレッジのかけすぎで株価下落した場合なかなか元の株価にすら回復しません。
市場が下落して、上昇相場に切り替わる瞬間に短期投資で投資をして利益を取りにいくのがいいと思います。
まとめ
SP4倍ブルについてまとめると
- S&P500指数に4倍のレバレッジをかけた投資信託。
- ハイリスク・ハイリターンな金融商品。
私の考えだと投資信託って長期投資をするものだと思っていますので、レバレッジをかけて短期投資するのはちょっと違うんじゃないかな?って思います。
短期で利益を取りにいくので、”投資信託”ってより”投機信託”と言った方が正しいと思います。
人それぞれ投資の理由はありますので、S&P4倍ブルへの投資することは止めませんが、取扱には注意して投資をするようにしてください。
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