コロナショック以降、株価上昇の立役者のハイテクセクター。
今では、キャピタルゲインを狙って投資を検討しているなら、投資先としては外せない存在になっています。
今回は、大人気ハイテクセクターETFの【QQQ】、【VGT】、【XLK】、【IXN】のどのETFが、現在1番成績がいいETFか比較して見ました。
今後の投資先の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
【QQQ】VS.【VGT】VS.【XLK】VS.【IXN】比較
検証内容
検証内容は
- 基本情報の内容
- チャート比較
- 増配率
この項目で比較していきます。
※2021年5月までのデータ参照。
基本情報の比較
基本情報で比較すると
- 信託報酬はVGTが一番安く、IXNが一番高い。
- 配当利回りは期待してはいけない。
- ETFの規模はQQQ >VGT >XLK >IXN。
IXNは米国以外の国にも投資をしているグローバルETFですので他のETFより信託報酬が高くなっています。
ETFの規模は話題のQQQが一番大きく、IXNは他のETFよりも規模が桁違いに小さくなっています。
比較対象のETFの詳しい解説記事一覧
【XLK】テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ファンド』
米国ハイテクETFの比較チャート
【QQQ】、【VGT】、【XLK】、【IXN】のハイテクセクターの凄さをわかりやすくするためにS&P500と比較したチャートです⇩⇩
株価上昇率の順位は
- 1位、VGT
- 2位、IXN
- 3位、XLK
- 4位、QQQ
株価上昇率はVGTが一番高くなっています。
昨今、株価急成長中のセクターなだけあって、S&P500が貧弱な投資先に見えますね(笑)
トータルリターン(配当金込み)の運用成績を比較チャートです⇩⇩
配当金込みだと順位は
- 1位、VGT
- 2位、IXN
- 3位、XLK
- 4位、QQQ
配当金込みでも、特に順位は変わりません。
すべてのETFの成績が凄くいい中で、VGTが少しだけ運用成績がいいようです。
信託報酬の差がでたのかな?って内容ですね。
増配率の比較
直近10年間の増配率と減配回数
直近10年の増配率の順位
- 1位、VGT
- 2位、QQQ
- 3位、IXN
- 4位、XLK
4つとも増配率はいいですが、その中でもダントツでVGTがいいですね。
配当利回りは低いですが、これだけ増配してくれれば将来的には配当金も期待できますね!!
結論
最近の成績なら、文句なしでVGTの勝利!!
今回の比較内容ならVGTが一番いい成績になりましたが、間違って他のハイテクETFを購入しても問題のない成績でした。
今年のハイテクセクターは、去年の運用成績が良すぎて成長が鈍化していますが、ハイテク銘柄の決算発表を見ている限りはハイテクセクターの成長は期待できます。
キャピタルゲイン(値上がり益)を狙って投資をしているのなら、ハイテクセクターへの投資は検討してもいいと思います。
今までの成績ならVGTが一番いい成績でしたが、これからはどうなるかわかりませんので、今回の記事の結果を真に受け過ぎずに、今後の投資の参考して頂ければと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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