2024年より開始予定の新NISA。
新NISAを利用した出口戦略で配当金投資を検討する人も多いと思います。
配当金投資を出口戦略するなら重要なのは直近利回りの高さよりも”増配”です。
今回は、新NISAで配当金投資をするなら”増配”は超重要な件について解説します。
将来の出口戦略の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
新NISAで配当金投資をするなら”増配”は超重要な件について
配当金投資において長期保有するなら増配はとても重要な項目です。
なんなら直近利回りよりも重要です(マジ)
下記にて増配が重要な理由と増配の素晴らしさについて解説します。
増配が重要な理由
増配が重要な理由は、増配しないとインフレや増税による値上がりに対応できないからです。
値上がり=紙幣価格が減る
高配当でも一定の金額しか配当金がでないなら、インフレ(値上がり)の中では実質的に減配しているのと同じです。
しかし、増配をしていたら毎年の受取配当金額が増えますのでインフレにも対応できます。
将来のことを考えると増配をしていないと生活が苦しくなる恐れがあるので、直近利回りも大切ですが、購入銘柄はきちんと増配をしているかについても確認するようにしてください。
増配の素晴らしさについて
将来の配当金生活のために重要な増配。
重要性も高いですが、増配は長期投資をする素晴らしさについて下記にてシミュレーションしました。
増配のシミュレーション内容
- 投資額は新NISAの株式最大投資枠1,200万円投資した場合。
- 初年度の配当利回りは3%(NISAなので税金計算はしません)。
- 増配率は3%、5%、7%、10%で計算。
シミュレーション結果↓↓
増配率3%でも年間配当金87万円以上で月7万円以上の収入源になります。
増配率が10%以上あれば30年後には600万円以上の配当金を毎年受け取れます。
初年度の受取配当金額が36万円だと思うと凄い進化だと思います。
増配…最高ですね(笑)
毎年10%増配してくれれば老後生活は安牌です。
増配率10%は厳しくないの?
毎年のごとく10%以上増配は難しいですが、平均増配率が10%ぐらいならVIGやDGRWのような連続増配ETFなら増配率10%近くは期待できます…直近利回りが低いのは難点ですが。
配当利回り3%で増配率5%ならVYMが投資対象になってきます。
ただ、米国株ETFだと消費税10%を取られるのが問題ですけどね。
昨今だと日本株も株主還元の一環として増配に力を入れているので、増配率5%ぐらいは期待して運用できそうな気がします…知らんけど(笑)
まとめ
新NISAで配当金投資をするなら
- 日本株の高利回り。
- 連続増配銘柄。
- 株主優待アリ。
この条件の銘柄が最適だと思います。
上記の条件で言うと、日本電信電話(ドコモ)、KDDIなどの銘柄は投資先の候補に入れておくのといいかも知れませんね。
配当金投資はインデックス投資に運用成績で劣ると散々叩かれていますが、配当金投資はインデックス投資よりも自由度が高く、自分の理想の出口戦略を構築できる運用方法です。
後、配当金が振り込まれるとテンションが上がります(笑)
今後、配当金投資をする・検討中の方は銘柄選定をするときは”増配”についても選定基準にするようにしてください。
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以上で今回の記事を終わります。
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