資産運用していると度々話題にあがる『インデックス投資からの配当金投資へのシフトチェンジ』。
インデックス投資の出口戦略を4%ルールではなく、資産をインデックス投資で大きく増やしてから配当金投資に切り替える考えですね。
人それぞれの意見はありますが、個人的には無しだと思っています。
今回は、インデックス投資からの配当金投資への切り替えはアリか?について考えて見ました。
この記事は私個人の考えですので、こんな考えて方をする奴もいるんだな程度に見て頂ければと思います。
インデックス投資からの配当金投資への切り替えについて
個人的にインデックス投資から配当金投資への切り替えをオススメしない理由について解説します。
思っているほど差がない
運用成績をインデックス投資を5%、配当金投資を3%と仮定して運用成績のシュミレーションをするとインデックス投資の方が成績がよくなります。
しかし、実際の過去のトータルリターン(配当金再投資あり)で比較すると対して大きな差はありません。
S&P500指数連動型の【SPY】と高配当ETFの【VYM】の比較チャート⇩⇩
上記のチャートはインデックス投資の方が少し成績がいいですが、インデックス投資から配当金投資にする場合は一旦利確をする必要があります。
上記のSPYから利益に課税をしたら資産額は33.4232ドルになり、VYMの33.384ドルと微々たる差になります。
インデックス投資から配当金投資に切り替えるのはインデックス投資の方が配当金投資より運用成績が大きい場合を想定されていると思いますが、実際はそこまで大差がありません。
わざわざ、一手間かけるほどの価値はないのでインデックス投資の出口戦略は4%ルールの利用が無難だと思います。
時期によっては配当金投資の方がリターンが大きいときもある
インデックス投資が配当金投資より運用成績が常に上とは限りません。
2021年なら【VOO】より高配当ETFの【SPYD】の方が株価の上昇率はよかったです。
2022年の5月までの運用成績は高配当ETFの方がいいです。
インデックス投資で築いた資産を売却する時期が悪ければ、運用成績が悪かった上に利確して税金の支払いをしたら損をする恐れがあります。
逆にインデックス投資の方がリターンが大きい場合もありますので一概には否定できないですが、”運”の要素がとても強くなってくるので安定を求めるならインデックス投資から配当金投資への切り替えは辞めた方がいいと思います。
まとめ
インデックス投資から配当金投資に切り替える…私もこの運用方法をしようよ思った時期もあります。
上記の理由やせっかくためた資産を売って新しく買い替えが面倒くさいので辞めて配当金投資をするようにしました。
今回の私の言い分は過去のデータを参考にした意見であり、今後は別の結果になることもあります。
この記事を参考にあなたが納得できる出口戦略の仕方の参考にして頂ければと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。