去年とは違い、今年は酷い惨状のレバレッジETF。
今回は、2022年6月までのレバレッジETF【SPXL】、【TECL】、【WEBL】、【SOXL】、【TQQQ】の運用成績をまとめました。
今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
SPXL、TECL、WEBL、SOXL、TQQQの運用成績
SPXL、TECL、WEBL、SOXL、TQQQの基本情報
シンボル | SPXL | TECL | WEBL | SOXL | TQQQ |
---|---|---|---|---|---|
主な投資対象 | S&P500 | ハイテク銘柄 | インターネット関連 | 半導体銘柄 | ナスダック100指数 |
経費率 | 1.01% | 1.01% | 0.99% | 0.95% | 0.95% |
解説記事
【SPXL】Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF
【TECL】Direxion デイリー テクノロジー株 ブル3倍 ETF
【WEBL】Direxion デイリー ダウ・ジョーンズ・インターネット ブル3倍 ETF
【SOXL】Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF
株価の比較チャート
株価の比較
- SPXL(青):-55.06%
- TECL(黄色):-68.35%
- WEBL(水色):-87.36%
- SOXL(オレンジ):81.83%
- TQQQ(紫):71.95%
2022年度6月までの運用実績を比較すると
- 1位、SPXL
- 2位、TECL
- 3位、TQQQ
- 4位、SOXL
- 5位、WEBL
年初来から-55%下落しているSPXLがマシに見える奇跡(笑)
レバレッジETFを惨状を一言で言うと酷い。
全体的に酷いですが、去年の後半に高騰していた半導体…見る影がありません。
もし、株価の天井付近で購入していたら酷い惨状になっていますね。
ある程度の下落なら気にしない私でもこの大暴落は許容できません。
ホントにレバレッジETFは取扱いが難しいですね。
分配金の増配率
SPXL、6月分:0.08ドルで前年同月比と比較して2倍になっています。
TECL、分配金無し。
WEBL、分配金無し。
SOXL、6月分:前年は分配金は無しでしたが、今年は0.02ドルありました。
TQQQ、分配金無し。
前年同月比に比べて2倍の配当金を出したSPXLと前年は配当金が無かったSOXLの勝になります。
気休め程度でマイナスの傷口をふさぐのにまったく役に立たないですけどね(笑)
無いよりはマシだとポジティブに無理やり考えるしかないですね。
まとめ
レバレッジETF、みんなで買えば怖くない(嘘)
もう、”酷い”って言葉しか出てこないですね。
『長期で保有すれば…。』って意見もありますが、こんな損失見るのは精神的にも良くないと思います。
ここまで下落すれば今こそ買い時と考えもできますが、レバレッジETFは価格が90%以上下落した過去もあるので、まだ下落する可能性は十分にあります。
正直、私も今からならレバレッジETFを買いたいと思っていますが、マイナス材料しかない市場の中では買う度胸がないので保留にしています。
チャンスと度胸があればレバレッジETFへの投資を検討して見てください(オススメはしないけど)。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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