今回は、株価暴落時に金と一緒に話題になるコモディティに投資が出来るETF『【DBC】インベスコDB コモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド 』について解説します。
コモディティは一般的に株式とは異なる値動きをすると言われていますので、資産の分散先として保有しておくことで、リスクヘッジになってくれます。
今後の投資先の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
DBCの概要
【DBC】正式名称:インベスコDB コモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド と言います。
投資内容は、14種類の商品先物に価格が連動するように運用されています。
※2021年4月のデータ参照。
基本情報
名称 | インベスコDB コモディティ・インデックス・ トラッキング・ファンド |
運用会社 | インベスコ |
構成銘柄数 | 25銘柄 |
分配金利回り | あったらいいね(^_-)-☆ |
決算日 | たまにある(>_<) |
経費率 | 0.88% |
DBCの信託報酬は0.88と高く、分配金はある年とない年があり、分配金には期待しない方がいいです。
信託報酬が高いのは、取り扱い商品が少し特殊ですので多少高いのは仕方ないかなと思います。
構成品目の比率
品目の構成率一覧
投資先は原油などのエネルギーセクターの商品が多いようです。
普段は投資をしない内容になっています。
DBCとS&P500 株価の比較チャート
- 青:DBC
- オレンジ:S&P500
”株式とは異なる値動きをする”って言う前評判はどこに行ったのかと思う値動きをしています。
たまに、株式とは異なる値動きをしていますけど…。
原油などのエネルギーは株式と同じ値動きをする確率が高い商品が混じっていますので、絶対に株式とは異なる値動きをするとは思わない方が良さそうです。
分配金と増配率の推移
分配金は直近10年の間で
- 2018年:0.19ドル
- 2019年:0.25ドル
だけ、分配金が出ています。
「分配金が出たらラッキー!!」ぐらいの感覚だと思った方がいいようです。
メリット・デメリット
メリット
資産を分散でき、暴落対策になる。
株式と同じ値動きをするときもありますが、基本的にコモディティは株価暴落したら金と同じく買われる傾向がありますので、資産を分散して暴落対策にしたい人にはメリットだと思います。
デメリット
維持費が高い。
取り扱い商品が特殊とは言え、信託報酬0.88%高いなと思います。
株価上昇は株式の方が上。
キャピタルゲインは株価が上ですので、大きく資産を増やしたいと思っている人には不向きなETFです。
運用方法
運用方法は、株式の他の資産に分散投資してリスクヘッジとして保有するのはありだと思います。
長期投資をする場合は、株式のみだと不安になるときもあるので、少しだけでもDBCを購入して資産を分散させておくのも一つの投資戦略です。
まとめ
DBCについてまとめと
- コモディティに投資をしているETF。
- 資産の分散に役立つ。
- 信託報酬0.88%と高い。
- 分配金には期待しない。
キャピタルゲインはコモディティより株式の方が上ですが、いつまでも株式が上とは限りませんので、投資の手数としてDBCの存在は知っておいて損はないと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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