今回は、運用成績が良く、楽天証券なら購入手数料無料買える『【AIQ】グローバルX AI&ビッグデータ ETF』について解説します。
AIQはQQQにも負けない運用成績を出し、これから需要が高まる世界の人工知能(AI)銘柄に投資をしている、今後の成長性に期待できるETFです。
今後の投資先として参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
AIQの概要
【AIQ】正式名称:グローバルX AI&ビッグデータ ETF
投資内容は、製品やサービスの提供において、人工知能(AI)テクノロジーの開発と、その利用拡大から利益を得る可能性がある企業、およびAIやビッグデータ分析を行うためのハードウェアを提供する企業への投資を目指します。
米国以外の多数の国も分散投資をしているETFでもあります。
設定日は2018年5月と運用実績は3年ほどの新しいETFです。
※2021年7月のデータ参照。
AIQの基本情報
名称 | グローバルX AI&ビッグデータ ETF |
運用会社 | グローバルX |
構成銘柄数 | 85銘柄 |
分配金利回り | 0.24% |
決算日 | 6.12月 |
経費率 | 0.68% |
構成銘柄数は85銘柄ほどになります。
分配金利回りは0.24%と雀の涙程度の利回りになっています。
信託報酬0.68%とグローバルに投資をしているので少し高いのは仕方ないかも知れません。
維持費は高いですが、楽天証券なら購入手数料無料と他のETFより購入しやすくなっています。
AIQの構成銘柄上位10銘
4ヶ月に1回リバランスをするETFですので、参考までに見て頂ければと思います。
名前 | 資産の割合 |
---|---|
株式会社エバイディア | 4.06% |
アルファベット株式会社 A | 3.65% |
株式会社フェイスブックA | 3.59% |
オラクル株式会社 | 3.55% |
株式会社アドビ | 3.48% |
株式会社クラスA | 3.43% |
マイクロソフト株式会社 | 3.37% |
シスコシステムズ株式会社 | 3.29% |
アクセンチュア PLC クラス A | 3.20% |
株式会社 Salesforce.com | 3.07% |
聞きなれない銘柄も混じっていますが、GoogleにFacebookmマイクロソフトとGAFAM銘柄も構成銘柄に組入れられています。
投資割合から見ても、少数の銘柄に偏った投資はしていないようです。
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AIQの構成セクター比率
セクター比率一覧
セクターはAI関連銘柄を中心としていますので、ハイテクセクターの比率が多くなっています。
テーマがAIやビッグデータ分析のETFですから、当然と言えば当然ですね。
AIQの国別構成割合
国別構成割合一覧
投資先の国は7割以上が米国になっています。
日本もごく少量ですが、投資対象になっているようです。
今の時代のAI最先端は米国ですので、米国中心の投資になりますね。
AIQとS&P500とQQQ 株価の比較チャート
- 青:AIQ
- オレンジ:S&P500
- 水色:QQQ
運用歴が3年程度でまだ判断は難しいですが、現在はQQQに少し劣る程度の運用成績です。
S&P500より運用成績はいいので十分に良いETFと言っていいと思います。
今後に期待したいETFですね。
AIQの分配金(配当金)と増配率の推移
分配金(配当金)と増配率の推移一覧
年数 | 配当金 | 増配率 |
---|---|---|
2018 | 0.0651ドル | |
2019 | 0.0907ドル | +39.32% |
2020 | 0.137ドル | +51.04% |
配当利回りは0.28%と低いですが、増配率は凄くいいです。
運用してたった3年目で2倍ぐらいの配当金額になっているので、長期で保有する分には配当利回りも期待できそうです。
AIQのメリット・デメリット
メリット
AIQ 1本で世界中の最先端技術の銘柄に投資ができる
個人で色んな国の最先端技術の銘柄に投資は難しいですが、AIQに投資をするだけで簡単に投資ができます。
今後も大きなリターンが期待できる。
運用期間が短いとは言え、コロナショックを経験して株価成長率も増配率も良い成績を上げています。
投資先もこれからの時代で需要が増える事業ですので、まだまだ成長に期待できます。
楽天証券なら購入手数料無料
楽天証券なら購入手数料無料と優遇されいるETFです。
購入手数料代ってばかになりませんからね。
購入するなら、ありがたいと思います。
デメリット
維持費が高い
信託報酬0.68%と他のハイテクセクターETFと比較すると高いです。
配当利回りが低い
増配率は素晴らしいですが、直近の利回りが0.28%と低いです。
インカムゲイン狙いの投資には不向きなETFになります。
運用方法
AIQは残念ですが、現段階ではQQQの方が維持が安く、運用成績もいいです。
しかし直近1年の運用成績を比較すると↓↓
- 青:AIQ
- オレンジ:QQQ
QQQよりAIQの方が運用成績がよくなります。
今後、更にQQQよりリターンが期待できると思うならAIQへの投資を検討していいと思います。
AIQの評価
AIQについてまとめると
- 投資先は世界中のAIやビックデータ解析をしている銘柄。
- 運用成績&増配率は良い。
- 信託報酬0.68と維持費が高い。
- 増配率はいいが直近利回りは雀の涙程度。
- 楽天証券なら購入手数料無料。
運用歴がまだ3年そこそこで運用実績のデータが少ないので優良ETFとは言いにくいですが、今後もこの調子で成長していけばQQQに並ぶETFになりそうなETFです。
個人的には、配当利回りが低すぎるのが気になりますがね(笑)
今現在新しい投資先を検討中ならAIQを検討するのもいいと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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