今回は、日本では買えない米国REITに興味のある人にオススメの米国REIT ETF『【RWR】SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF』について解説します。
高配当を期待できるETFですので、配当金投資に興味のある人にオススメのETFです。
今後の投資先として参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
RWRの概要
SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(愛称:RWR)といいます。
投資内容は費用支払い前のDJ 米国選択REIT 指数のパフォーマンスに連動するように運用されています。
投資銘柄は、すべての不動産投資信託 (REIT) 指数を構成する数の規模で投資ししています。
※2021年3月のデータ参照。
基本情報
名称 | SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF |
運用会社 | ステートストリート |
構成銘柄数 | 115銘柄 |
分配金利回り | 約3.4% |
決算日 | 3,6,9,12 |
経費率 | 0.25% |
構成銘柄は100以上と多く、分配金利回りは3.4%となかなかな高配当ETFになっています。
信託報酬が0.25%と少し高くなっています。
構成銘柄上位10銘
名前 | シンボル | 資産の割合 |
---|---|---|
プロロジス株式会社 | PLD | 9.10% |
デジタルリアルティトラスト株式会社 | DLR | 4.69% |
サイモン・プロパティ・グループ | SPG | 4.60% |
パブリック ストレージ | PSA | 4.42% |
ウェルタワー株式会社 | WELL | 3.52% |
アバロンベイ・コミュニティーズ株式会社 | AVB | 3.05% |
エクイティ・レジデンシャル | EQR | 2.78% |
リアルティ・インカム・コーポレーション | O | 2.64% |
アレクサンドリア不動産エクイティ株式会社 | ARE | 2.46% |
ベンタス株式会社 | VTI | 2.46% |
米国REITは日本では扱っていないので、聞いたことはない銘柄ですね。
基本的には、少し投資割合に偏りを感じますが、ある程度は均等な割合で投資しているようです。
RWRとS&P500 株価の比較チャート
- 青:RWR
- オレンジ:S&P500
不動産業は、コロナショックで被害の大きい業界ですので、まだ株価は復活していません。
それ以前もあまり大きく値上がりしていなかったので、値上がり益はあまり期待しない方がいいですね。
分配金と増配率の推移
分配金と増配率の推移一覧
2016年までは調子よく増配をしていましたが、それ以降は不調です。
それでも配当利回り3.4%あるので、資産を分散したいならポートフォリオに組入れるのもいいと思います。
メリット・デメリット
メリット
日本では買えない米国REITに投資が出来る。
日本では米国REITを直接購入できませんので、米国の不動産に興味のある人にオススメです。
高配当が期待できる。
RWRの一番期待するべき点だと思います。
今後、不況からの復活に期待したいですね。
デメリット
値上がり益が期待できない。
RWRは配当金は期待できますが、最近の成績を見る限りでは値上がり益は期待できません。
運用方法
運用方法は、資産三分割法を参考にして、資産を株・債券・不動産を均等になるように比率を合わせてポートフォリオを作成するのもいいと思います。
また、配当利回りはいいので高配当投資をしている人にオススメになります。
まとめ
RWRについてまとめると
- 米国REITに投資をしているETF。
- 配当利回り3.4%と高配当。
- 値上がり益は期待できない。
RWRはREITに投資していますので、景気敏感ですの購入するなら○○ショックで暴落したときに仕込み時かなと思います。
個人的には後、+0.5%は利回りが欲しいなと思いました(笑)
現在、資産運用を分散投資先にお困りならば【RWR】の購入を検討して見てはいかがでしょうか?
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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