配当金投資をしている人なら、一度は見聞きしたことがあるであろう、ジャックス(8584)。
10年以上の非減配銘柄であり、2014年～2024年で配当金額70円から220円まで10年で3倍以上の増配をした有望な銘柄でした。
そんな、ジャックスが2024年8月7日の決算発表で、減配すると発表しました。
PTS(時間外取引)では株価暴落をしています。
日銀ショックでの株価暴落からの追い打ちですね。
決算内容としては
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比20.9％減の88億円に減った。
通期の同利益を従来予想の280億円→240億円(前期は330億円)に14.3％下方修正し、減益率が15.3％減→27.4％減に拡大する見通しとなった。
業績悪化に伴い、今期の上期配当を従来計画の100円→90円に減額。
下期配当も従来計画の110円→90円に減額修正。
年間配当は従来計画の210円→180円(前期は220円)に減額修正。
約14％の減配かぁ…辛いでですね。
なぜ、ジャックスが業績悪化が悪かったかと言うと、 ベトナムやインドネシアでの海外事業が低迷したことが原因のようです。
海外展開で苦戦しているようです。
更にジャックスは、不祥事の宝庫、元・ビックモーターとの中古車ローンの新規受付を停止し、オートローンの収益も減っています。
業績が悪いジャックスといいますか、他のクレジットカードを運営している企業もそうなんですが、企業にお金があるかを表す、自己資本比率が6.2％凄い低いんですよ。
ちなみに、人にもよりますが、理想は自己資本比率50％以上と言われています。
手元の資金が少ないのに業績悪化と…減配するしかないですね。
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以前より、業績悪化で減配が心配されていた、ジャックス。
去年は記念配当を出していたりと調子がよかったのに…。
業績がよく、実質累進配当銘柄であり、高配当銘柄だったので、よく個別銘柄の情報配信をしている人がジャックスを取り上げていました。
でも、減配するときはするんですよ。
このジャックスの減配から学ぶとしたら、やはり、配当金投資は分散投資が大切だと再認識できます。
1銘柄が減配しても、他の銘柄が増配をしてくれれば損失が減りますからね。
個人的にも、欲しいと思っていた銘柄でしたが、今回の減配発表により購入するのは辞めます。
ジャックスは、減配すると言っても高配当銘柄には変わりありません。
減配による株価下落は避けれませんが。
ジャックスの損切りするか、しないかについては人それぞれの損切り基準があると思いますので、損切りするなら、さっさと切り捨てる、保有を継続するなら株価は見ないようにしてください。
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