今回は、テスラ(TSLA)にレバレッジ投資をしたい人にオススメETF『ブル型【TSLL】&ベア型【TSLS】』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
テスラ(TSLA)のレバレッジETF、ブル型【TSLL】&ベア型【TSLS】 の概要
良くも悪くも話題の絶えないイーロン・マスク氏率いる米国を代表する自動車メーカーのテスラ(TSLA)のブル型&ベア型ETFになります。
設定日は2022年8月と真新しいETFです。
株価100倍になる前に出ていればすごいことになっていたETFですね(笑)
簡単に投資内容を言いますと
・【TSLL】Direxion デイリー TSLA 株 ブル1.5倍 ETF
テスラ (NASDAQ: TSLA)の普通株式のフォーマンスの150%に当たる投資成果を追求する。本ファンドは、取引日以外の期間、規定の投資目標の達成を追求しない。
・【TSLS】 Direxion デイリー TSLA 株 ベア1倍 ETF
テスラ (NASDAQ: TSLA)の普通株式のフォーマンスの-100%に当たる投資成果を追求する。本ファンドは、取引日以外の期間、規定の投資目標の達成を追求しない。
テスラが株価上昇すると思うなら、TSLL。
テスラが株価下落すると思うなら、TSLS。
上昇相場でも下落相場でもどちらでも対応できるようにブル型&ベア型の2種類があります。
値動きが激しいテスラへのレバレッジ投資ですので、とてもハイリスク・ハイリターンなETFになります。
購入はSBI証券、楽天証券の大手証券会社で購入が可能です。
※2022年11月のデータ参照。
【TSLL】&【TSLS】の基本情報
名称 | Direxion デイリー TSLA 株 ブル1.5倍 ETF | Direxion デイリー TSLA 株 ベア1倍 ETF |
運用会社 | Direction | Direction |
分配金利回り | 0.12% | 0.06% |
決算日 | 3,6,9,12 | 3,6,9,12 |
経費率 | 0.97% | 0.97% |
経費率0.97%とレバレッジETFなので高い維持費になります。
配当金はありますが、利回りから見てもオマケ程度しかなく期待しない方がいいですね。
テスラ株自体が元々値動きが激しい銘柄ですので、もし購入するなら大きな損失を出さないように注意してください。
【TSLL】&【TSLS】の株価の推移
TSLAと【TSLL】と【TSLS】 株価の比較チャート
- 青:TSLA
- オレンジ:TSLL
- 水色:TSLS
運用期間が短いので参考までに。
2022年は年初来から株価下落していることもあり、通常のテスラ株とTSLLは大きく下落しています。
TSLSは通常の逆の値動きをしますので、株価は大きく上昇しています。
今が底値と思うなら…でも危ないETFですので全力投資は控えた方がいいと思います。
【TSLL】&【TSLS】の分配金利回り
【TSLL】&【TSLS】の分配金
2022年11月の時点ではTSLLとTSLSは9月に1度分配金が出ただけです。
分配金額は
- TSLL、0.0146ドル
- TSLS、0.0234ドル
テスラは配当金を出していない銘柄なのにETFは出るようです。
ETFの仕組みがわからないので今後も配当金が出るのかは不明です。
利回りはとても低いのでどちらにせよ配当金への期待はしない方がよさそうですね。
【TSLL】&【TSLS】のメリット・デメリット
メリット
短期でリターンが狙える
TSLLとTSLSはアップルのレバレッジETFと言うこともあり、値動き幅が大きなETFです。
購入タイミングさえ間違えなければすぐに大きなリターンが得られます…難しいですけどね。
デメリット
超集中投資で分散効果は皆無
1銘柄にしか投資をしていませんので分散投資なんて概念はありません。
ハイリスク・ハイリターン
レバレッジETFですので、普通の銘柄よりもリスクが大きくなります。
経費率が高い
経費率は0.97%と高い経費率になります。
【TSLL】&【TSLS】の運用方法
テスラで短期トレードをしたいと思っている人にオススメです。
また、今後もテスラの株価は上昇すると信じれる人は投資を検討してもいいと思います。
…私はオススメしませんけどね。
まとめ
1銘柄への集中投資レバレッジETF…危険な臭いがプンプンします。
他のレバレッジETFどうように取扱いが難しいETFですので、投資はできるだけ控えた方がいい気がします。
もし投資をするとしても、有り金全部の全力投資だけは控えてください。
無理な投資は破産するだけですからね。
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以上で今回の記事を終わります。
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