終わりなき戦い【VOO】VS.【VTI】VS.【VT】~VTを露骨にひいきにして運用成績を比較して見た~

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株式投資
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投資界隈で永遠に議論されるだろう、S&P500指数連動型ETF【VOO】、全米株式【VTI】、全世界株式【VT】の3つのどれが1番いい投資先か?

もっとも、運用成績を比較されたETFだと思います。

最近だとS&P500が優先ですね。

 

今回は、【VOO】VS.【VTI】VS.【VT】の3つのインデックス投資先をVTを露骨にひいきにして比較して見ました。

この記事はやたらとVTをひいきにしている内容になっていますが嘘は言っていない(多分)ので、今後の投資の参考になると思いますので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

【VOO】VS.【VTI】VS.【VT】の運用成績比較

基本情報

シンボルVOOVTIVT
名称バンガード
・S&P500ETF
バンガード 
トータル・ストックETF
バンガード 
トータル・ストックETF
主な投資対象米国株米国株世界株
連動指数S&P500指数CRSP USトータル
・マーケット・インデックス
FTSEグローバル
・オールキャップ・インデックス
経費率0.03%0.03%0.08%
決算日3,6,9,12月3,6,9,12月3,6,9,12月
株価378.70ドル206.88ドル93.09ドル
分配金利回り1.41%1.38%2.05%

 

3つのETFの共通点は

  • バンガード社が運用している。
  • SBI証券、楽天証券、マネックス証券で買付手数料無料で購入可能。
  • セクター分散は3つとも問題無し。

 

3つのETFは運用成績は長期間で右肩上がりで成長していて維持費も安く、ドルコスト平均法を用いいて積立投資を推奨されているETFになります。

 

長期投資先で重要視される信託報酬ですが、VOOとVTIは0.03%でVTだけ0.08%と高くなっています。

しかし、極論な話になりますがVOOとVTIは株の購入資金さえあれば個人でも再現可能です(もの凄い資金が必要ですけどね(笑))!!

その点、全世界株式は資金があったとしても個人で世界中の銘柄を購入するのは不可能に近いです。

個人では不可能な投資をたったの手数料0.08%で運用してくれる点を評価するとVTの信託報酬はVOOとVTIよりも安いと考えていい内容だと思います。

株価もVTが一番安く予算が少ない人にも投資がしやすくなっているのもメリットだと思います。

 

基本情報だけで見て、セクター分散・国別にも分散投資をして格安の維持費で運用してくれるVTが長期投資に一番向いていると思います。

 

※2022年5月のデータ参照で運用成績を比較しています。

 

解説記事

【VOO】(バンガード・S&P500ETF)

【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

【VT】(バンガード トータル・ストックETF)

 

株価チャートの比較

VOO、VTI、VTのトータルリターンを比較したチャート⇩⇩

 

ホントはもっと長い年数の比較をしたかったのですが、VOOの運用年数が以外と短いので10年ぐらいの運用成績の比較になります。

ここ10年の運用成績はVOOとVTIがVTより優れていたので、昨今ではS&P500派と全米株式派の優勢になっています。

 

しかし、下記グラフを見てください⇩⇩

 

常にVOOとVTIはVTよりも運用成績で上だったわけでなくVTの方が2つのETFよりも運用成績がいいときもあります。

そしてなによりも、米国の大手金融機関のJPモルガンとバンガード社は2022年度の10~15年の長期間の成長は米国株式よりも世界株式の方が高い成長すると予想しています。

2社の今後の成長率の予想

JPモルガン

  • 全世界株式:3.20%
  • 米国大型株:2.40%

バンガード社

  • 全世界株式(米国除く):6.10%
  • 米国大型株:3.3%

 

投資は成長性が高い物に投資するのが基本です。

今後、株価が上がり過ぎた米国株よりも全世界株の方が伸びしろがあると思うと投資で利益を出すならVTへの投資が合理的だと思います。

よって、未来のことを考量して運用成績はVTの勝ちだと思います。

 

1日分のなにか
1日分のなにか

株式投資は金融機関の予想通りにならないことの方が多いので要注意!!

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分配金の比較

 

分配金利回りは3つともそこまで高くなく、株高による株価高騰により利回りは低くなっていますが、常にVTが2つのETFよりも利回りは高くなっています。

3つとも増配しているETFなのに利回りの下がり方から、ここ数年の株価上昇率が異常だったことがわかりますね。

 

増配に関しては、

 

増配年数はVTが短くなっていますが、直近3年なら増配率はダントツで高くなっていますので普段の配当利回りと増配率を考えて配当金投資も込みで長期投資を考えるならVTへ投資が良さそうですね。

 

1日分のなにか
1日分のなにか

ひいき無し(?)でも分配金に関してはVTが優秀です!!

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まとめ

1日分のなにか
1日分のなにか

未来のことが分かるなら誰も苦労しない。

 

この記事では露骨にひいきして運用成績はVTがいいことにしましたが、米国株 VS. 全世界株、どちらが良いかについてはハッキリ言って”運”です。

理由はリタイア時にどちらの指数が調子のいいかわからないからです。

もし、今は米国株が調子がよくてもあなたがリタイアしたときは全世界株式の方がパフォーマンスがいいかも知れませんし、その逆もあるからです。

 

米国株一強時代が終わりそうな雰囲気がありますが、実際どうなるか誰にもわかりません。

ただ、これからも米国株一強かと言われると違うと思います。

今は面影がありませんが、一時期は世界の時価総額ランキング上位は日本企業が独占していた時代もありますからね。

今後も絶対に米国が上位独占するとは限りません。

判断に困るなら両方に投資をして投資割合を調整していけばいいと思います。

 

今ある情報を元にご自身の判断で投資をするようにしてください。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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