日本を除く先進国への投資『【TOK】iシェアーズ MSCI コクサイ ETF』の紹介

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株式投資
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今回は、日本を除く先進国への投資をしたい人におすすめの『【TOK】iシェアーズ MSCI コクサイ ETF』について解説します。

 

TOKがオススメな人

  • 日本以外の先進国に興味がある人。
  • 米国以外の国にも投資を検討している人。

今後の投資先として参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

TOKの概要

【TOK】正式名称:iシェアーズ MSCI コクサイ ETF

 

投資内容は、日本を除く先進国の株式で構成される指数と同等の投資成果を目指して運用しています。

運用のイメージは全世界株式の【VT】から日本や新興国が場外されているETFです。

 

※2021年8月のデータ参照。

基本情報

名称iシェアーズ MSCI コクサイ ETF
運用会社ブラックロック
構成銘柄数1,289銘柄
分配金利回り1.50%
決算日6.12月
経費率0.25%

  

先進国の国々に投資をしているだけあり、構成銘柄数は1289銘柄と多いです。

しかし、信託報酬0.25%とVTの信託報酬0.08%に比較すると3倍以上の維持費が必要になります。

分配金は年2回で、利回りは1.5%と配当金は少ないETFになっています。

構成銘柄上位10銘

名前資産の割合
アップル株式会社4.24%
マイクロソフト株式会社3.58%
Amazon.com 株式会社2.72%
株式会社フェイスブックA1.54%
アルファベット株式会社 クラスC1.36%
アルファベット株式会社 A1.35%
テスラ株式会社0.96%
株式会社エバイディア0.91%
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー0.88%
ジョンソン・エンド・ジョンソン0.80%

 

構成銘柄上位10銘柄は、VOOと同じでGAFAM銘柄などが構成銘柄上位になっています。

構成セクター比率

セクター比率一覧

 

セクター分散は問題なく多種多様なセクターに投資をしています。

GAFAM銘柄が構成銘柄上位に並んでいるだけあって、情報技術が一番多く投資をされています。

国別構成比率

国別構成比率一覧

 

投資先は7割以上が米国と、TOKはほぼ米国で構成されているようですね。

VTの日本への投資比率分を米国にまわしている感じですね。

新興国への投資をしていませんので、中国やインドへの投資もされていません。

TOKとVT 株価の比較チャート

  • 青:TOK
  • オレンジ:VT

  

TOKとVTを比較するとTOKの方が運用成績がいいです。

運用成績の差は、日本株が足を引っ張っているのか?株価好調の米国の構成が多いのか?はたまた、両方なのかはあなたの想像に任せます(笑)

分配金と増配率の推移

分配金と増配率の推移一覧

  

2017年までは分配金は右肩上がりで増配していましたが、2018年以降は減配と残念なことになっています。

日本が組入れられているVTは右肩上がりで増配しているので、配当金に関しては日本株は優秀なのかも知れないと思いますね(多分気のせいですけど。)

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メリット・デメリット

メリット

簡単に世界の先進国(日本は除く)に投資ができる。

ポートフォリオのほとんどは米国で構成されていますが、ヨーロッパ各国などにも分散投資ができます。

右肩上がりの運用成績

最近の成績はVTよりも運用成績がよく、右肩上がりの運用成績ですのでインデックス投資の投資先として検討してもいいと思います。

デメリット

すぐには利益が出ない。

TOKの弱点と言いますか、インデックス投資の弱点ではすぐには大きな利益を得ることができないことです。

経費率が高い。

信託報酬0.25%とVTと比較すると維持費が高くなっています。

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運用方法

TOKは日本以外の国でインデックス投資をしたいと思っている人は積立投資での運用でいいと思います。

正直、日本に住んでいるのにわざわざ円をドルに交換して為替リスクを取って投資をするメリットはありませんからね。

日本への投資は日本の個別銘柄またはETFでの投資をした方が得策かも知れませんね。

 

ちょっと信託報酬が他のインデックス投資のETFより高いのは注意点です。

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まとめ

TOKについてまとめると

  • 先進国(日本を除く)に投資したETF。
  • 株価の値動き長期で右肩上がり。
  • 分配金はあまり期待できない。
  • 信託報酬0.25%と他のインデックス投資のETFより維持費が高い。

  

TOKは運用成績と分散投資の観点から考えて優秀なETFですが、やはり信託報酬がちょっと高いのが気になりますね。

後、信託報酬0.2%ぐらい安くしてくれたら、流行りそうなETFだと思いました(せめて、0.1%は安くなって欲しいです。)

 

現在、色んな国々に投資を検討中でしたらTOKの購入を検討して見てください。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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