株価暴落時でも下落しにくいセクターの1つ”生活必需品セクター”
ポートフォリオの下落対策に加える検討アリのセクターです。
今回は、生活必需品ETFに投資するならどれがいいのか【VDC】、【XLP】、【KXI】の生活必需品セクターETFの比較をします。
今後の投資先の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
【VDC】VS.【XLP】VS.【KXI】比較
検証内容
検証内容は
- 基本情報の内容
- チャート比較
- 増配率
この項目で比較していきます。
※2021年7月までのデータ参照。
基本情報の比較
基本情報で比較すると
- 信託報酬はVDCが一番安く、KXIが一番高い。
- 配当利回りはXLPが一番高い。
- ETFの規模はXLP >VDC >KXI 。
信託報酬はVDCが一番安いですが、XLPとそこまで大きな違いはありません。
JXIは米国以外の国にも投資をしているだけあって信託報酬は高いです。
配当利回りは、VDCとKXIは同じぐらいですが、XLPは他のETFより1%ほど利回りが高くなっています。
比較対象のETFの詳しい解説記事一覧
VDC,XLP,KXIの比較チャート
【VDC】、【XLP】、【KXI】比較したチャートです⇩⇩
株価上昇率の順位は
- 1位、VDC
- 2位、XLP
- 3位、KXI
株価上昇率は、XLPとは僅差でVDCが一番いいようです。
KXIは他の2つのETFに比べると、一時期は成績がよかった時期がありますが、ここ数年は他の2つのETFより運用成績は落ちています。
・トータルリターン(配当金込み)の運用成績を比較チャートです⇩⇩
配当金込みだと順位は
- 1位、VDC
- 2位、XLP
- 3位、KXI
少しだけですが、トータルリターンでもVDCが一番成績が良いです。
ボラティリティはKXIが一番低いので、安定感はKXIが一番あるようです。
増配率の比較
直近10年間の増配率と減配回
直近10年の増配率の順位
- 1位、VDC
- 2位、XLP
- 3位、KXI
増配率はVDCが一番いいのですが、減配回数が多いと問題があります。
減配回数と増配率で考えるとXLPが一番良さそうですね。
結論
運用成績で考えるとVDC!!
配当金を考えるなら、XLPがオススメ!!
XLPが運用成績がいいと言うことは、生活必需品の銘柄は大手企業に投資をするのが安定感があっていいのかと思います。
生活必需品銘柄はハイテク銘柄のように大きなリターンは期待できませんが、他のセクターより安定感があるセクターですので、長期で資産運用するならポートフォリオに組入れの検討アリだと思います。
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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