配当金生活をしたい人にオススメの毎月分配型『【PFFD】グローバルX 米国優先証券 ETF』について解説

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今回は、毎月分配型で配当金利回り5%と配当金生活向けのETF『【PFFD】グローバルX 米国優先証券 ETF』について解説します。

名前がPFFとよく似ているどころか、投資内容もよく似ている高配当ETFになります(笑)

PFFDのオススメな人

  • 配当金生活に興味のある人。
  • 値上がり益より配当金だと思っている人。
  • 毎月、安定的な配当金が欲しい人。

配当金好きな人に特にオススメのETFですので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

【PFFD】グローバルX 米国優先証券 ETFの概要

【PFFD】グローバルX 米国優先証券 ETF

 

2017年12月から運用開始した新しいETFです。

投資内容は、ICE BofAML・ダイバーシファイド・コア・米国優先証券・インデックスに連動するように運用されています。

主に米国の優先株に投資をして、高い配当利回りを出しています。

優先株式とは?

普通の株の場合、投資先の企業経営について意見を言う『議決権』がありますが、この優先株式には『議決権』がなく投資先の企業経営に意見を言えません。

その代わりに、配当や倒産した企業の残った資産について、他の株式よりも優先的に受け取ることができます。

普通よりも高い配当利回りを貰うことができるそのため、優先株式は普通株式より低リスクで、債権よりは高リスクと普通株式と社債の中間的な性質を持っていると言えます。

 

※2022年2月のデータ参照。

PFFDの基本情報

名称グローバルX 米国優先証券 ETF
運用会社グローバルX
構成銘柄数251銘柄
分配金利回り5.93%
決算日毎月
経費率0.23%

  

投資銘柄は251銘柄と多く、信託報酬0.23%と少し高い水準になっています。

配当金は5%以上と高配当で毎月,配当日があると言うのがこのETFの特徴となっています。

 

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米国の優先株式ETF【PFFD】VS【PFF】どっちの毎月分配型で高配当ETFが優秀か比較

構成銘柄上位10銘

※グローバルX社のホームページより引用

 

金融関連の企業が多いですね。

投資比率は、あまり偏りなく投資をしているようです。

構成セクター比率

※グローバルX社のホームページより引用

 

半分以上が金融関連への投資なっています。

その他のセンターにも投資をしていますが、金融関連が多すぎるので金融危機のときには株価が暴落しそうですね。

投資先の格付けの割合

※グローバルX社のホームページより引用

 

投資先の格付けはBBBが半分以上で構成されています。

Aランク以上への投資は少ないようで、比較的にリスクが大きい投資先が多いようです。

 

格付けとは、企業の信用力を表したもので、AAAがもっとも信用力のある超優良企業を示します。
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PFFDの株価の推移

PFFDとS&P500とPFF 株価の比較チャート

  • 青:PFFD
  • オレンジ:S&P500
  • 水色:PFF

 

PFFDは株価がほとんどヨコヨコとあまり値上がり益には期待できません。

しかも、コロナショックの時はドカッと下落をしています。

暴落後は株価が一定価格までは回復するようですので、暴落時に購入するのありだと思います。

 

PFFDとPFFの比較した記事

米国の優先株式ETF【PFFD】VS【PFF】どっちの毎月分配型で高配当ETFが優秀か比較
今回は米国の米国優先証券ETF【PFFD】VS【PFF】どっちの毎月分配型で高配当ETFが優秀か比較していきます。

PFFDトータルリターン

 

トータルリターンでもS&P500には勝てず、PFFには勝っています。

下落幅もPFFよりPFFDの方がいい見たいですので、PFFDとPFFの購入を悩んでいるならPFFDの方が良さそうですね。

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分配金と増配率の推移

分配金と増配率の推移

年数分配金(ドル)増配率
20181.400
20191.37-2.14%
20201.34-2.18%
20211.31-2.24%

  

運用歴が短いので配当金のデータは少ないですが、3年ですでに減配傾向があり、残念な成績になっています。

今後は頑張って欲しいですね。

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メリット・デメリット

メリット

普段投資が出来ない株に投資が出来る。

個人では、優先株式にへの投資は難しいですが、PFFDを購入するだけで簡単に投資が出来ます。

毎月分配型で高配当ETF。

PFFDの最大の魅力です。

毎月、配当金が入ってくるので配当金生活orFIRE 向きのETFになっています。

デメリット

金融危機に弱い。

投資しているセクターが半分以上ですので、金融危機なると暴落してしまします。

値上がり益は期待出来ない。

PFFDは配当金がメインのETFですので、値上がり益は期待できません。

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運用方法

運用方法ですが、毎月分配型で配当金利回りも5%と内容は悪くないのですが、

  • 分配金が減配傾向。
  • 暴落に弱い。

この2点から、ポートフォリオのメインとして運用するには向いていません。

値上がり益狙いのポートフォリオを作成していて、「少しは配当金が欲しいな。」と思うならポートフォリオの1割ぐらいの割合で投資するのはいいと思います。

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まとめ

PFFDについてまとめ

  • PFFDのメイン投資先は優先株式。
  • PFFとは名前だけでなく、投資内容もそっくり。
  • 毎月分配型で配当金利回り5%と配当金生活向きのETF。
  • セクターは金融関連が多いので金融危機に弱い。
  • 値上がり益は期待できない。

 

PFFDはハイリスクハイリターンなETFですので、安全に資産運用をしたい人には不向きなETFです。

しかし、配当金生活を目指して投資をされている人には一度投資をすることを検討してもいいETFだと思います。

まだ運用歴が数年と新しいETFですので今後に期待したいです。

個人的には安定した増配ETFに成長して欲しいなと思います。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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