流行りのカバードコール戦略ETFを下落に強くなるように運用されている、JEPI、QRMI、XRMI。
どのETFが一番下落に強いか気になりますよね。
今回は、【JEPI】VS.【QRMI】VS.【XRMI】 守備型のカバードコール戦略ETFの比較しました。
今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
【JEPI】VS.【QRMI】VS.【XRMI】の比較
【JEPI】、【QRMI】、【XRMI】 の基本情報
比較するETF
名称 | JPEI | QRMI | XRMI |
---|---|---|---|
設定日 | 2020年5月 | 2021年8月 | 2021年8月 |
名称 | JPモルガン・米国株式 ・プレミアム・インカムETF | グローバルX NASDAQ 100 ・リスク管理・インカム ETF | グローバルX S&P 500 ・リスク管理・インカム ETF |
運用会社 | JPモルガン | グローバルX | グローバルX |
構成銘柄数 | 104銘柄 | 103銘柄 | 507銘柄 |
分配金利回り | 7.93% | 7.62% | 9.31% |
配当月 | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
経費率 | 0.35% | 0.60% | 0.60% |
3つともの共通点は、毎月分配型+高配当な点が共通している点になります。
JEPIが運用歴が他の2つのETFより少しだけ長いです。
信託報酬はJEPIが一番安くなっており、QRMIとXRMIは同じ経費率になっています。
配当利回りは現段階ならXRMIが一番高いようですね。
※2022年2月のデータ参照。
解説記事
【JEPI】JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF
【QRMI】グローバルX NASDAQ 100・リスク管理・インカム ETF
【XRMI】グローバルX S&P 500・リスク管理・インカム ETF
年初来のチャート
- JEPI:-4.82%
- QRMI:-7.04%
- XRMI:-4.83%
QRMIとXRMIの運用歴が浅いので、2022年の年初来の下落相場のチャートで比較しました。
JEPIが誤差の範囲で下落率は低いですが、値動き幅が大きくなっています。
他の2つが株価回復していない中で、少しだけ値上げを見せてるのは好感を持てますね。
QRMIがもっとも大きく下落しています。
今、グロース株が大きく下落しているときですので、グロース株ばかりのQRMIには厳しい相場のようです。
XRMIがこの3つの中だと、安定した値動きをしているように見えますが、他の2つは株価値上がりしたときにXRMIだけが、ほとんど値上がりしてないのが残念な点ですね。
まとめ
信託報酬の安さ、下落相場の値動きからJEPIが1番良さそうですね。
肝心な配当金に関して、比較したかったのですがQRMIとXRMIが運用年数がまだ一年未満と配当金の関してのデータがないので、今回は割愛させてもらいます。
多分、分配金利回りはJEPIが一番低くなりそうな気がしますけどね。
株価下落に強くても、下落してから株価回復せずに株価が右肩下がりなら意味がありません。
その点まだ、JEPIは株価がある程度上昇してきた実績があるので、現段階の運用成績ではJEPIへの投資がいい気がします。
3つとも運用実績のデータが少なく絶対とは言い切れないので、参考まで見て頂ければと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
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