高配当な新興国債券への投資『【EMBD】グローバルX 新興国債券 ETF』について解説

スポンサーリンク
株式投資
スポンサーリンク

今回は、高配当な新興国債券への投資先の『【EMBD】グローバルX 新興国債券 ETF』について解説します。

EMBDがオススメな人

  • 資産分散をしたい人。
  • 高配当&毎月分配型のETFが好きな人。

今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。

EMBDの概要

【EMBD】グローバルX 新興国債券 ETF

 

2020年6月から運用開始された真新しいETFです。

投資内容は、新興国債券への投資で配当及びキャピタル・ゲインによる高利回りを目指すファンドです。

リスクが高くますが、その分利回りが高い新興国への投資して高い利回りを確保しているETFになります。

 

購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。

 

※2022年1月のデータ参照。

EMBDの基本情報

名称グローバルX 新興国債券 ETF
運用会社グローバルX
構成銘柄数237銘柄
分配金利回り5.35%
決算日毎月
経費率0.39%

  

ジャンク債に投資をして高配当債券ETFのHYGの信託報酬0.49%ですので、EMBDの信託報酬0.39%は投資内容から考えて少し安い感じがしますね。

配当利回り5%以上で毎月分配型ETFですので、配当金生活向けのETFになっています。

格付別データ

  

債券の格付けはBBB以下が多くなっています。

高い利回りを確保していると思うと、信用度が低くなるのは仕方ないですね。

 

格付けとは、企業の信用力を表したもので、AAAがもっとも信用力のある超優良企業を示します。

EMBDの国別比率

 

投資先はコロンビア、メキシコなどが多いですが、投資割合を見るとそこまで1つの国に偏った投資はしていないようです。

スポンサーリンク

EMBDの株価の推移

EMBDとS&P500と 株価の比較チャート

  • 青:EMBD
  • オレンジ:S&P500
  • 水色:AGG

 

EMBDは2020年6月から運用開始されていますので、まだまだ運用歴が短いETFでコロナショックなどの市場暴落などは経験していません。

S&P500の他に債券ETFとして優良債権ETFのAGGと株価を比較しました。

株式100%のS&P500にはまったく勝てません。

AGGとは一時期はEMBDの方が運用成績が良かったですが、その後は株価下落によりAGGに負けています。

大人気米国優良債券ETF『【AGG】iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF』について解説
暴落対策と言えば、債券。 債券と言えば【AGG】。 【AGG】iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF』について解説

EMBDのトータルリターン

 

1年間のトータルリターンはマイナスと残念なことになっています。

運用成績も下落幅もAGGに負けています。

下手に高利回りを求めるより、堅実にAGGのような安定した債券ETFへの投資した方が良さそうですね。

スポンサーリンク

EMBDの分配金利回り

EMBDの分配金

 年数  分配金額 
2020年0.93ドル
2021年1.29ドル

 

運用年数も浅いので、参考程度に見てください。

増配しているように見えて、2020年は配当金を受け取った月が少ないので、2021年の方が増配したように見えているだけです。

もう少し様子を見た方が良さそうですね。

スポンサーリンク

EMBDのメリット・デメリット

メリット

アセットの分散投資になる

新興国債券への投資ですので、アセットロケーションをする場合の投資先候補になります。

高配当 + 毎月分配型

配当利回り5%以上で毎月分配ですので、リタイア後の収入源としては有能です。

デメリット

運用歴が浅い

運用開始して2年も経っていませんので、参考にするデータがあまりありません。

債券でも下落幅が大きい

投資している債券が信用度が低い債券が多いので、AGGのような優良債権ETFに比べて下落幅が大きくなります。

スポンサーリンク

EMBDの運用方法

EMBDの運用成績は良くないので、資産を大きく増やしたい人向けではありません。

 

しかし、リタイア後のアセットロケーションとしてEMBDをポートフォリオに入れて分散投資をする分にはいいと思います。

配当利回り5%ぐらいあるので、無理に売却などせずに保有して配当金生活をするのにも役立つと思います。

スポンサーリンク

まとめ

EMBDについてまとめると

  • 新興国債券への投資をしている。
  • 配当利回り5%以上、毎月分配型ETF。
  • 運用歴が浅い。

 

資産運用に不要と言われることもある債券。

私も資産を増やす時には債券への投資はいらないと思いますが、リタイア後などの資産を増やすことより守ることが大切にな時期になれば債券への投資検討もアリだとは思います。

人の意見より、自分の資産形成に合った金融商品に投資をするようにしてください。

 

1日1回 応援ポチッとして頂けると毎日更新する励みになります⇩⇩

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

 

以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

スポンサーリンク

オススメ書籍

タイトルとURLをコピーしました