今回は、自動車関連のテーマ型ETF『【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETF』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETF とは?
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETF
2018年4月から運用されている新しいETFです。
自動運転技術、EV、EVに使用される部品および材料の開発に携わる企業に投資します。
これには、自動運転のソフトウェアやハードウェアの開発に携わる企業、EV、リチウム電池などのEVに使用される部品、リチウムやコバルトなどのEVに使用される重要な材料を生産する企業などが含まれます。
複数の国々の自動車に関わる銘柄に投資をしているテーマ型ETFになります。
※2022年8月のデータ参照。
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETFの基本情報
名称 | グローバルX 自動運転&EV ETF |
運用会社 | グローバルX |
構成銘柄数 | 73銘柄 |
分配金利回り | 0.61% |
決算日 | 6.12 |
経費率 | 0.68% |
構成銘柄は73銘柄に投資されいます。
信託報酬はテーマ型ETFですので経費率0.68%高いです。
複数の国に投資をしているので多少高くなるのも仕方ないと思います。
配当利回り0.61%とかなり少ないので配当金には期待しない方がよさそうです。
DRIVの購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券で購入可能です。
DRIVの構成銘柄上位10銘
ティッカーシンボル | 銘柄名 | 構成割合 |
---|---|---|
TSLA | テスラ | 3.06% |
NVDA | エヌビディア | 3.00% |
AAPL | アップル | 2.93% |
MSFT | マイクロソフト | 2.88% |
QCOM | クアルコム | 2.76% |
GOOGL | アルファベット | 2.70% |
7203 | トヨタ自動車 | 2.53% |
INTC | インテル | 2.42% |
HON | ハネウェル・インターナショナル | 1.96% |
F | フォード・モーター | 1.87% |
自動車関連の銘柄に投資をしていますので、半導体銘柄なども組入れられています。
日本からは世界屈指の自動車メーカーのトヨタ自動車もきちんと組入れ銘柄に入っています。
DRIVの構成セクター比率
グローバルX社のホームページ参考
自動車関連の業種に投資をしていますので、景気敏感セクター多めになります。
景気がよいときは強いETFになりそうですが、不況のときは悲惨なことになりそうですね。
DRIVの国別構成比率
グローバルX社のホームページ参考
5割以上は米国になり、2番目に日本が多くなっています。
一応は色んな国に投資をしていますが、米国の影響が多いETFになります。
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETFの株価の推移
DRIVとS&P500株価の比較チャート
- 青:DRIV
- オレンジ:S&P500
運用年数が短いので参考までに見てください。
コロナショック以降は株式市場は金融緩和により大きく株価を上昇させていたこともあり、S&P500を超える運用成績になります。
10年単位で見た場合はどうなるか分からないので、今後に注目したいですね。
DRIVのトータルリターン
トータルリターンでも運用成績はS&P500に勝っています。
どこまで伸びるか楽しみですが、やはり暴落に弱いの点は注意しておくべきですね。
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETFの分配金利回りと増配率の推移
分配金(配当金)と増配率の推移
年数 | 配当金額 |
---|---|
2019 | 0.18ドル |
2020 | 0.07ドル |
2021 | 0.10ドル |
データが少ないので参考程度ですが、配当利回りと増配する様子もないことから配当金には期待せずにキャピタルゲイン狙いでの投資向きのETFですね。
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETFのメリット・デメリット
メリット
好景気のときは大きなリターンが期待できる
インカムゲインはまったく期待できませんが、市場が調子がいいときはS&P500以上の成績を上げるポテンシャルがあります。
デメリット
○○ショックに弱い
構成銘柄が景気敏感株が多いので下落相場に弱いETFです。
経費率が高い
信託報酬0.68%と高い経費率になります。
配当金に期待できない
DRIVはキャピタルゲイン狙いのETFですのでインカムゲインのことは忘れてください。
【DRIV】グローバルX 自動運転&EV ETFの運用方法
DRIVは自動車関連に興味のあり、自動車産業は今後も大きく発展していくと思っている人はポートフォリオの1、2割程度で長期保有するのもいいと思います。
買うときはもちろん、市場が暴落している時に。
また、値動き幅が大きいので短期投資での投資をする場合にも適したETFだと思います。
評価
DRIVは構成銘柄は大手企業が多く、これからの成長性も期待できるETFだと思います。
ただ、経費率が高い点やセクターが偏っているのでコア・サテライト戦略のコアとして運用することは控えた方がいいと思います。
今後も自動車産業は大きく発展すると思っている人はDRIVへの投資を検討して見てください。
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以上で今回の記事を終わります。
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