あおぞら銀行ショックから学ぶこと

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コラム
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2024年2月1日に、配当金投資の肩身が狭くなる衝撃のニュースがありました。

 

高配当で、日本の個別銘柄では珍しく年4回の配当月がある銘柄であり、配当金投資家から人気の銘柄だったあおぞら銀行が、決算発表で248億円の赤字に転落したと発表。

更に、通期の同損益を従来予想の310億円の黒字から490億円の赤字に下方修正し、黒字から一転して赤字見通しとも発表。

さらにさらに、赤字転落だけでなく、期末配当を無配当にすると発表し、154円予定だった年間配当を76円の半額以下にとなる発表。

 

1日分のなにか
1日分のなにか

これは、酷い話ですね。

   

私も以前、高配当で有名だった大塚家具に投資をした結果、経営不振から無配当にされた経験に比べれば、まだ、あおぞら銀行は配当利回り3%以上は残っているので、マシと言えばマシですが、配当金額が大幅減配は辛いですね。

赤字転落&大幅減配と最悪の決算発表後、あおぞら銀行は大暴落しています。

 

業績が大切な高配当投資で、こんな決算を発表されたら、保有銘柄を売るのは仕方ないと思います。

X(旧:Twitter)では、あおぞら銀行ホルダーの阿鼻叫喚が目立ちました。

 

赤字転落になった原因の1つは、米国企業や不動産向け融資した結果、米国のオフィス事業は絶不調とのことで、かなり厳しい経営不振に陥ったようです。

その他にも財務状況を見ると↓↓

※株探のホームページより引用

 

配当金を出すためには、会社にお金がないと出せません。

当然の話ですね。

あおぞら銀行は、年々、自己資本比率が減少していってます。

会社のお金が減っている上に、事業で赤字を出したのが止めになったようです。

 

更に配当性向は↓↓

※バフェット・コードより引用

 

会社のお金が減っているのに、配当性向206.%って…どこから配当金のお金出したの?

ない袖を振りました結果、派手に転倒してしまったようですね。

 

こうやって、財務状況を確認すると怪しい点はありましたが、ここ数年は増配しており、減配したとしても、ここまで酷い減配をすると予想はできませんので、仕方ないですね。

 

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あおぞら銀行のように、SNSやメディアで取り上げられた高配当銘柄の銘柄が無配当になることは定期的にあります。

例を言うなら、大手自動車メーカーの日産、私も被害にあった大塚家具。

もっと有名なのでしたら、原発事故で取り返しのつかない不祥事を起こした、東京電力こと東電ですね。

 

昔は、東電に投資をしていれば安全と言われていた時代もあったそうで、東電に集中投資をしていた人が株価大暴落&無配当で悲惨なことになっていました。

 

”一生、安全に保有できる銘柄”なんて無いんですよ。

 

私も保有していますが、大手キャリアのNTTとKDDIは安全だと考えるのも危険です。

ここ数年、通信障害が起きています。

楽天モバイルが大逆転する…って、ことはないか(笑)

 

まぁ、なにが言いたいかと言うと、配当金投資は分散投資は大事ってことです。

 

今回のあおぞら銀行の件も、集中投資をしていると悲惨なことになっていますが、分散投資をしていれば、傷口は浅くなります。

配当金投資は一発大当たりを出す投資ではなく、手堅く利益を上げていく投資方法です。

 

目先の高配当は罠の確率が高いです。

きちんと財務状況を確認して、無理な配当金を出していないか?

もしものために、他の業種に分散投資をしてリスク軽減をしたポートフォリオを作成してください。

 

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以上が私のiDeCoの運用状況です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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