長期投資、インデックス投資で失敗したって話聞いたことありません?
なぜ、その人たちは失敗したのか考えたことありますか?
投資には失敗はつきものですが、対策したら失敗率は下がりますし、簡単な失敗はしなくなります。
今回は、長期投資に失敗した人の行動を参考に気をつけることを解説していきます。
インデックス投資の失敗する理由
リスク許容度を把握出来ていない
あなたは、自分が株の下落時に何%までなら我慢できるか把握してますか?
これかなり大事です!!
狼狽売りをしてしまう人は、あまり自分のリスク許容度を把握できていないです。
つまり、数年前の私のことです(笑)
もし、下落しても自分のリスク許容度範囲内なら狼狽売りをする確率が減ると思います。
どのような人がリスク許容度が高い、低い?
リスク許容度が高いか低いかは、言われてもよくわからないかもしれませんので、リスク許容度が高い、低い人の特徴を記載します。
自分がどちらによく当てはまるか確認して見てください。
リスク許容度が高い人の特徴は
- 若い人:人生の時間が長いので挽回のチャンスがある。
- 独身:家族持ちより守る人が少なく自由がある。
- 投資経験が長い:暴落に慣れている。
- 資金に余裕がある:少しぐらい資産が減っても問題なし。
リスク許容度の低い人の特徴は
- 年配の方:人生の残り時間が短いので挽回のチャンスが少ない。
- 家族持ち:子供の将来など、考えることが多い。
- 投資経験が浅い:暴落がどのようなものかイメージできていない。
- 無理な資金で運用:生活費も削って投資をしていると心のゆとりがない。
あなたはどちらの人間か分かりましたか?リスク許容度が低かったとしても問題ありません。
これからの経験と知識を付けていけばいいだけのことです。
リスク許容度を高い人になるには?
年齢だけはどうしようもないですが、すぐにできる内容もあります。
1、投資資金を余剰資金で運用する。
生活を削って投資をしていると、生活が苦しくなってきてまともな判断が出来なくなります。
余剰資金でしたら、生活が苦しくなってくることがないので、ある程度は心のゆとりを持って運用できます。
2、暴落時に自分の所有する金融商品の下落価格の把握
株価が数%下落したら暴落したと言う人もいますが、はっきり言いますが、数%の値下げは暴落と言いません。
今までの歴史で株価の大暴落は30%以上の下落をしています。
一度、自分の所有する、これから購入予定の金融商品の大暴落時に何%下落していたか?大体どのくらいの期間で株価が復活してきたを確認してください。
そうすれば、少しの値下がりで狼狽売りもすることがなくなると思います。
投資対象の選び方
インデックス投資をするにおいて、手数料の高い投資信託を選んでいませんか?
インデックス投資をするにおいては、手数料が安いのは絶対に必要なことです。
ちょっとくらいならと考える人もいると思いますが将来的にかなり違いが出ます。
例を上げると
同じ内容の投資信託を0,1%と1%でそれぞれ100万円で1年間運用すると、
0,1%は、年間手数料、1,000円
1%は、年間手数料、1万円
年間で9,000円も違い出ます。
9,000円を配当金利回り3%でもらうと思うと、30万円分の資産が必要です。
この差を数十年間続けると、かなりの差が生まれます。
今、あなたの保有する投資信託が他の投資信託比べて高いか?安いか?を見直してください。
一括投資
すぐに稼ぎたい、大きく利益を上げたいと言うならば、一括投資することを止めませんが、大きく儲けれると言うことは、大きく損もすることもあると、テストには出ませんが大事なことなので忘れないようにしてくだい。
出来れば、ドルコスト平均法で運用すれば、確かに利益は減りますが、リスクもかなり軽減できるのでドルコスト平均法での運用をオススメします。
すぐに辞める
一年、酷ければ数カ月で儲けがないという人もいますが、当たり前です。
インデックス投資を長期投資で運用する期間は数年ではありません。
利益の再投資とコツコツと投資するのを、数十年間の運用期間が必要です。
すぐに結果が欲しい人にはそもそも向いてない投資方法です。
頻繁に投資対象の変更
常に新しい金融商品がでてきます。
その都度、買い替えていては絶対に勝てません。
理由は、
- ・つみたてNISAなら売ってしまうと非課税の恩恵がなくなる。
- ・売却時に利益が税金に引かれて、利益が減る。
- ・手数料がかかる。
と、無駄に自分で利益を減らしてしまうので、勝てるのも勝てなくなります。
まとめ
以上が、インデックス投資で失敗する人の特徴と、失敗しないように気をつけることです。
少し下がった時に、損切りを考える人もいるようですが、インデックス投資をドルコスト平均法で運用してる分には、下落時は美味しい稼ぎ時なんですよ。
今回のコロナショックで辞めてしまった人は、ご馳走にありつけなかっただけではなく、損までしています。
下落があって心配で眠れないのは、あなたのリスク許容度をオーバーしているからです。
そんな精神的に不安定な状態では日常生活にも悪影響が及びます。
そうならないためにも、無理のない投資プランを立ててください。
今回の記事があなたの今後の投資に役に立てれば幸いです。
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