あなたは株式の”ポートフォリオ”って組み合わせ考えるのに、どう銘柄を組み合わせていいかわかないっと悩んでいませんか?
もし、”ポートフォリオ”の組み合わせで悩んでいるなら、先人の偉い人のポートフォリオを参考にしましょう!!
今回は、ポートフォリオ作成の参考として、暴落に強くて成績も良いともっぱらの評判が良くて有名なヘッジファンドの帝王レイ・ダリオの『オール・シーズンズ戦略』を紹介します。
今後の資産運用の役に立ちますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
『オール・シーズンズ戦略』を紹介
オール・シーズンズ戦略とは、アンソニー・ロビンス著「世界のエリート投資家は何を考えているか -黄金のポートフォリオのつくり方-」の書籍で記載されたポートフォリオになります。
内容は、レイ・ダリオ氏が個人投資家向けの資産運用方法として「オール・シーズンズ戦略」を紹介などを記載されています。
コチラの本です↓↓
詳しくは下記にて説明していきます。
レイ・ダリオ氏とは?
レイ・ダリオ氏について簡単に説明すると、世界最大のヘッジファンドといわれているBridgewater Associates(ブリッジウォーター・アソシエーツ)の創業者であり、世界的に有名な投資家です。
レイ・ダリオ氏の有名な名言として
Cash is Trash (現金はゴミだ)
『現金の価値は下がり続けているから投資した方が良い』と言う意味の名言が有名です。
成功した投資家らしい名言ですね(笑)
オール・シーズンズ戦略とは
レイ・ダリオ氏は、資産価格の変動要因は、4つの季節があると言っています。
4つの季節とは
- 経済成長
- 経済下降
- インフレ
- デフレ
この4つ季節に分類されますが、4つ季節の内どれが順番にくるか不明と言うのが問題です。
その問題点の対策として、常に4つの季節に適した資産を25%ずつ投資して、どのシーズンが来ても利益を狙えるようにすると戦略を『全天候型オールウェザー ポートフォリオ』と言います。
しかし、この『全天候型オールウェザー ポートフォリオ』は一般の投資家にはレバレッジ商品などのハイリスク商品を含んでいたり、投資費用も1億ドルと莫大な資金が必要になると言う問題があります。
こんな個人でできないポートフォリオを紹介せれても困りますよね(笑)
でも、大丈夫です。
個人投資家でも運用できるようにとレイ・ダリオ氏が『全天候型オールウェザー ポートフォリオ』を元に作成したポートフォリオ『オール・シーズンズ戦略ポートフォリオ』を紹介してくれています。
次に『オール・シーズンズ戦略ポートフォリオ』の投資先の構成内容を紹介していきます。
オール・シーズンズ戦略ポートフォリオの構成内容
投資先の構成割合は
- 株式:30%
- 中期米国債:15%
- 長期米国債:40%
- 金:7.5%
- 商品取引:7.5%
株式の割合が30%で国債が55%と守りを重視している内容になっています。
オール・ジーズンズ戦略を投資信託ではなく、米国ETFで再現すると
例:
- VOO(バンガード・S&P500ETF)
- TLT(iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF)
- IEF(iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF)』
- GLD(SPDR ゴールド・シェア)
- DBC(インベスコDB コモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド)
※これは例ですので、他にも適したETFはありますので自分の好みで変更してください。
本当に成績はいいのか、バックテストしていきます。
運用成績のバックテスト
オール・ジーズンズ戦略ポートフォリオとS&P500の直近10年の運用成績を比較してたチャートです↓↓
運用成績は株式100%には勝てませんが、順調に右肩上がりの成績とコロナショック時でも少ししか下落していません。
安定感抜群のポートフォリオと言うのは、間違いないようです。
大きく利益を出したいと思っている人には、物足りないかも知れませんが、リタイア時(またはリタイア間近の人)や暴落時でも安心して資産運用したい人にはオススメのポートフォリオになっています。
下手な運用方法するよりも、ずっといいと思います。
まとめ
オール・シーズンズ戦略ポートフォリオについてまとめると
- レイ・ダリオ氏の発案のポートフォリオ
- 全天候型オールウェザーの簡略化したポートフォリオ。
- 株式100%には勝てないが、安定感抜群の成績。
- リタイア後や暴落を気にせずに運用したい人向け。
コロナショック後から、今まで以上に予想の出来ない相場になっている昨今。
株式の運用方法に困っている人はたくさんいると思います。
現在、運用方法にお困りであれば、今回紹介した『オール・シーズンズ戦略ポートフォリオ』を参考にしてポートフォリオ作成して見てください。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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