今年のドル高が資産に与えている影響について具体的な例を上げて解説

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株式投資
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2022年、FOMCの利上げにより株式市場は下落&ドル高になっています。

今年は難しい相場ですね。

 

保有している米国株がドルベースなら株の評価損益はマイナスなのに、円での評価損益がプラスの人が多いと思います。

いいのか、悪いのか、判断しにくいですね。

 

実際に資産に為替の影響が出ているのかと言いますと、円建てのETF『iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)』とドル建てのS&P500の年初来の株価の値動きを見ますと↓↓

 

比較チャート

 

ドル建てのS&P500は年初来から-24.50%も大幅下落しているのに対して、円建てのiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)の運用成績は-5.61%と小幅下落になっています。

 

円建てにいたっては一時的にですが、プラス評価だった時期もあります。

 

同じS&P500なはずなのに、大きな違いが出ています。

 

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また、直近5年で株価の違いを比較して見ると↓↓

 

比較チャート

 

直近5年の運用成績で見ても、同じような値動きだったのが、2022年から突然、別の物に投資をしているかのような違いが出ています。

 

為替の影響って凄いですね。

正直、円とドルとの関係ならここまで大きな影響が出るとは思いもしませんでした(笑)

 

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また、ドル高は株価だけでなく受取配当金額にも大きく影響があります。

 

去年の10月のドル/円は約114円台だったのが、今では約145円台(このブログを書いているときの価格)と約27%もドルが高くなっています。

 

単純計算でドルで受け取った配当金を円に換えるだけで27%も増配していることになります。

 

例えば、去年は受取配当金額が100万円だったのが、今年は127万円と27万円ほど増配したことになります。

 

配当金投資家はウハウハな年です(笑)

 

去年からドルを保有していただけで利益が出ている状況ですからね。

普段、投資をしない人がドル建て保険をやり始める気持ちはわかります…私はドル建て保険はしませんけどね、絶対に(笑)

 

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このドルを持っているだけで利益が出る状況ですが、大きな落とし穴がります。

それは輸入品関連の値上がりです。

 

輸入に頼っている日本では死活問題です。

現に商品が毎月のようにドンドン値上がりしています。

ドルで出て利益では割に合わないレベルだと私は思います。

 

また、円で米国株の購入分はせっかく株価が下落して安く株が買えるはずなのにドル高の影響で株が安く買えません。

 

せっかくのチャンスが台無しです、嫌になります。

 

また、ドル高のときに円をドルに変えていると逆にドル安になった場合は大きな損失を生む恐れがあります。

このことから、多くも投資家が米国株の購入を躊躇している人が多いと思います。

 

私個人の見解としてはバイ&ホールド予定の銘柄購入や米国株の売却は円に換えずにドルのままにして長期での運用をしていけば大きな影響は受けないかと思っています。

ただ、円での米国株はお得感がないので買いにくいのも事実。

なので、私はドルで受け取った配当金を日本株に再投資をしようかなって思っています。

 

今後は米国の連続増配銘柄だけではなく、日本の連続増配銘柄も買っていこうと思います。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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