半導体不足や若者の車離れ、ガソリンエンジンから電気自動車と話題の絶えない自動車業界。
今回は、日本の自動車メーカー7社の22年3月期第1四半期の決算発表内容をまとめました。
今後の投資先の参考になりますので最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
自動車メーカー決算まとめ
日産自動車(7201)
株価:606.1円
配当利回り:0%
決算
22年3月期第1四半期の連結最終損益は、前年同期は2855億8900万円の赤字だったのが今期は1145億3100万円の黒字になりました。
通期の同損益を従来予想を600億円の赤字から600億円の黒字に上方修正し、一転して黒字になる見通しになりました。
コメント
ゴーン氏の問題や配当金が無配に転落と最近まったくいいイメージがなかったですが、車の売上は底打ちになり、回復してきているようです。
トヨタ自動車(7203)
株価:9,838円
配当利回り:2.44%
決算
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は、前年同期と比較して11倍の1兆2572億円に急拡大しました。
また、通期計画の3兆1100億円に対して進捗率は40.4%になり、前年同期の4.0%も上回る結果になりました。
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9月の終わりに1株を5分割にすると発表してから株価高騰したトヨタ自動車は、「ホントにそんなに車売れてるの?」って疑問になるぐらいの決算結果になっています。
三菱自動車(7211)
株価:304円
配当利回り:0%
決算
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は、前年同期は587億円の赤字だったの対して、今期は111億円の黒字に浮上しました。
通期の同損益を従来予想の260億円の黒字から360億円の黒字に38.5%上方修正しました。
コメント
個人的にランエボの復活説の真偽が気になる三菱自動車も去年の赤字決算から見事に黒字決算に復活をしています。
マツダ(7261)
株価:996円
配当利回り:1.5%
決算
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は、前年同期は417億円の赤字から265億円の黒字になりました。
通期計画の550億円に対する進捗率は48.2%になり好調のようです。
コメント
ロータリーエンジンを発電に使うエンジンを開発中のマツダです。
無配から復配したり、今回の決算からも復活の兆しが見えてきた気がしますね。
本田技研(7267)
株価:3,633円
配当利回り:3.03%
決算
22年3月期第1四半期の連結税引き前損益は、前年同期は734億円の赤字から3113億円の黒字に転換しました。
また、通期の同利益を従来予想の8700億円から1兆円に14.9%上方修正し、9.4%増益見通しとなっています。
コメント
決算発表と共に自社株買いも発表と本田は絶好調ようです。
最近、ガソリンエンジンからEVに変えるために、早期退職者2,000人を募るなど世代交代さしてこれからの時代に生き残りるために活発に活動しています。
スズキ(7269)
株価:4,,658円
配当利回り:1.93%
決算
22年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比と比べて7.7倍の1108億円に急拡大しました。
しかし、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比11.4%減の2200億円に減る見通しになりました。
コメント
ワゴンRの名前の由来は『ワゴンであーる(R)』ってダジャレ説があるスズキです。
ジムニーの納車に1年ぐらいかかると言われているほど、バカ売れしいることもあり売上は順調のようです。
SUBARU(7270)
株価:2,084.5円
配当利回り:2.69%
決算
22年3月期第1四半期の連結税引き前損益は、前年同期と比べて107億円の赤字から342億円の黒字になりました。
通期計画の2030億円に対する進捗率は16.9%になっています。
コメント
アイサイトの安全装置が売りのスバルです。
米国市場回復により収益が改善されたようです。
まとめ
(祝)自動車業界復活!!
個人的にホントに車売れてるの?って疑問ですが、自動車の売上は全体的に好調のようです。
しかし、半導体不足により車の生産数を減らすと発表していることもあり次の決算の不安材料になりそうですね。
また、長期で見ればこれから電気自動車に移行するにおいて、アップルなど今まで自動車と関係なかった企業も参入してくると日本の自動車メーカーが生き残るためには課題が多いです。
今後どの自動車メーカーが覇権をとるか楽しみですね。
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以上で今回の記事を終わります。
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