誰でも簡単にバリュー投資が出来る『【VTV】バンガード・米国バリューETF』について解説

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株式投資
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今回は、誰でも簡単にバリュー投資が出来る『【VTV】バンガード・米国バリューETF』について解説します。

 

VTVがオススメな人

  • バリュー投資がしたい・興味のある人。
  • 下落した時の投資先を探している人。

今後の投資先として参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

VTVの概要

【VTV】正式名称:バンガード・米国バリューETF

 

投資内容はCRSP USラージキャップ・バリュー・インデックスに連動する投資成果を目指して、米国の大型株に投資をしています。

簡単に言うと、大型株のバリュー株に投資をするってことです。

 

バリュー株とは?

バリュー株とは、割安株のことを言います。

利益や資産から算出される「企業価値」と比較して株価が割安で放置されている企業のことです。

バリュー株は売上や利益の成長期待ができなかったり、投資家への知名度が低いことで割安に放置されている場合もあるので要注意。

※2022年1月のデータ参照。

VTVの基本情報

名称バンガード・米国バリューETF
運用会社バンガード
構成銘柄数355銘柄
分配金利回り2.21%
決算日3,6,9,12月
経費率0.04%

  

構成銘柄は300以上と多く、信託報酬0.04%と格安ETFです。

分配金の利回りも2.21%とそこそこ高い水準になっています。

VTVの構成銘柄上位10銘

ティッカーシンボル名前割合
BRK-B バークシャー ハサウェイ クラス B  2.87% 
JPMJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー2.77%
UNH ユナイテッドヘルスグループ 2.45%
JNJジョンソン&ジョンソン2.40%
PG プロクター・アンド・ギャンブル 2.05%
BACバンク・オブ・アメリカ1.97%
PFEファイザー1.76%
XOMエクソン・モービル1.48%
CMCSAコムキャスト1.34%
ABTアボット・ラボラトリーズ1.30%

  

米国株に投資をしていたら、よく名前を聞く銘柄ばかりです。

投資割合もあまり偏りなく、投資をしているようです。

VTVの構成セクター比率

セクター比率一覧

 

ちょっと金融関連が多いので、株価暴落には弱そうな印象があります。

セクターに関しては多少偏りもありますが、基本的には分散して投資をしています。 

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VTVの株価の推移

VTVとS&P500 株価の比較チャート

  • 青:VTV
  • オレンジ:S&P500

  

運用成績は悪くはないんですけどね…。

コロナショックの暴落はS&P500の同じぐらいですが、ちょっと物足りない感じのする内容になっています。

VTVのトータルリターン

 

トータルリターンでもS&P500より運用成績が劣っています。

これから、ハイテク銘柄が下落しきた場合はVTVの方は有利になる可能性があるので、もう少し様子を見たいですね

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VTVの分配金利回りと増配率の推移

分配金と増配率の推移

分配金と増配率の推移一覧

  

分配金の増配に関しては、連続増配歴11年とETFではとても優秀な成績を上げています。

多少、株価の成績が悪かったとしても安心して保有できますね。

配当(分配金)利回りの推移

 

コロナショック時での暴落でも分配利回り4%とぐらいで、それ以外は2%中頃の利回りになります。

増配はしていますので、長期目線で見るなら配当金投資も可能になりそうなETFです。

VTVの平均増配率

 年数  平均増配率 
3年5.74%
5年6.79%
10年8.45%

 

ここ数年は増配率は緩やかになってきていますが、5%以上の増配をしているなら何ら問題ありません。

このまま、連続増配年数の記録を伸ばして欲しいですね。

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メリット・デメリット

メリット

割安株に簡単に投資が出来る。

自分で割安株を見つけるのは難しいですが、VTVを購入するだけで簡単にバリュー投資ができるのはVTVの魅力だと思います。

分配金に期待できる。

上記でも記載しましたが、コロナショックの年でも増配していてたりと優秀な連続増配ETFです。

維持費は安い。

投資銘柄数300以上で、セクターの分散投資も問題なに、信託報酬0.04%と割安な維持費です。

デメリット

ちょっと物足りない。

株価の値上がりは、S&P500の方が上ですし、分配金もそこそこの利回りで増配していますが、それなら高配当ETFのVYMでいいんじゃないかと思ってしまう内容です。

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運用方法

S&P500などに比べるとイマイチな点もありますが、運用成績は悪くはありませんので、長期運用で保有してもいいと思います。

また、株価暴落や景気回復が見込めた時などS&P500よりも大きく値上がりすることがありますので、短期目線での投資先としてもいいと思います。

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まとめ

VTVについてまとめると

  • バリュー株に投資をしているETF。
  • 構成銘柄300以上で、信託報酬0.0.4%と維持費が格安ETF。 
  • キャピタルゲインはS&P500の方がいい。
  • コロナショックの時でも増配していたりと連続増配ETFとしては優秀。

 

キャピタルゲインかインカムゲインかのどちらでいいので、もう少し成績がよれば…と思うETFですね。

とは言え、維持費も安く成績も悪くないETFには変わりないとは思います。

 

バリュー投資に興味がある人は、VTVに組入れ銘柄を参考にしてバリュー投資を始めるのもいいかもしれませんね。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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