新NISAで全世界株式ETFを買うなら【VT】かオルカ【2559】どっちを購入するかで悩んでいませんか?
どっちがいいかは好みの問題なんですけどね~
今回は、新NISAで全世界株式ETFを買うなら【VT】かオルカン【2559】どっちに投資するべきか比較して見ました。
今後の投資に参考にしていただければ幸いです。
新NISAで全世界株式ETFを買うなら【VT】かオルカ【2559】どっち?
ETFの紹介
銘柄名 | VT | 2559 |
---|---|---|
名称 | バンガード トータル・ストックETF | MAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信 |
運用会社 | バンガード | 三菱UFJ国際投信 |
経費率 | 0.08% | 0.078% |
決算回数 | 4回 | 2回 |
基準株価 | $88.99 | 13,980円 |
分配金利回り | 2.13% | 1.59% |
VTを日本円計算で計算すると(1ドル136.6ドルの場合)1株約12,156円。
NISAでも外国の株は10%は源泉徴収されますので、実質配当利回り1.917%になります。
経費率は気持ちだけオルカンの方が安いですが、配当金に関しては年4回の配当月と利回りが高いVTの方が良さそうに見えます。
VTの解説記事
2559の解説記事
※2023年3月までのデータ参考に比較しています。
VTとオルカンの違い
VTとオルカンは同じ全世界株式ですが、実は投資内容は違います。
VTは世界中の大・中・小型株すべてに投資をしていますが、オルカンは大型株のみに投資をしています。
どっちがいいのかといいますと…両方とも数千単位の企業に分散投資をしていますので、どっちでも対して変わりません。
詳しくはコチラの記事を参考にして頂ければと思います↓↓
投資先に関しては大手だけでいいと思うならオルカン、すべてがいいと思うならVT。
あなたのお好みに任せます。
VTとオルカン 運用成績の比較
株価の値動き
- 青:VT
- オレンジ:オルカン
オルカンがまだ運用年数が短いのですが、2022年から始まった米国の利上げにより起こっている異常なドル高の影響でオルカンの方が運用成績が良くなっています。
しかし、為替変動によってはVTの方が運用成績がいいので、株価で判断するのは難しいです。
判断基準としては、これからは円は弱く、ドルが強いと思うならオルカンへの投資をした方がいい運用成績が期待できる可能性があります。
VTとオルカン 分配金の比較
比較したいですが、オルカンが運用年数が短くデータが少ないので難しいです。
現状の少ないデータ参照すると
- 基本的に税引き後でも利回りはVTがほんの少しだけ高い。
- 両方とも増配はしている。
- VTの配当権利日は年4回、オルカンは年2回。
配当月が多く、少しでも利回りが高いVTの方がよさそうに見えますが、VTから受け取った分配金はドルですので、私生活で使おうと思うと”円”に交換する必要性があります。
ドルから円に交換したときに利益が出ていると利益確定したと見なされて、税金の支払いが発生したり、為替手数が発生します。
為替関連のことが面倒くさいと思うなら、オルカンの方をオススメしますし、為替の価格変動でも利益を出したいと思うならVTをオススメします。
維持費の比較
長期投資において維持費は大切な項目です。
VT:信託報酬0.08%
オルカン:信託報酬0.078%
誤差の範囲でオルカンの方が経費率は安いです。
買付手数料に関しては、両方とも証券会社によっては買付手数料無料で購入できます。
ただ、VTを購入する場合は一度、円をドルに交換する必要があるので為替手数料が必要になるので、維持費は為替手数料分だけでVTの方が負担が大きくなります。
結論
為替手数料を払いたくないなら、オルカンがオススメ。
どちらに投資をしても、海外株式に投資をするので為替には大きく左右されることには違いありませんけどね。
資産額最大化が目的なら投資信託の全世界株式をオススメしますが、配当金が欲しい、色んな投資をして見たいと思うならETFをオススメします。
今はドル高の影響でオルカンの方が運用成績がいいですが、将来はどうなるかは誰にもわかりません。
どちらに投資をしても大きな間違いにはならないと思いますので、あなたのお好みの方へ投資をしてください。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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