日本の高配当ETF『NEXT FUNDS 日経平均高配当株50【1489】』について解説

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今回は、評判の良くない日本の高配当ETF『NEXT FUNDS 日経平均高配当株50【1489】』について解説します。

 

日経平均高配当株50【1489】がオススメな人

  • 日本株で高配当投資に興味のある人。
  • お手軽に配当金投資をしたい人。

 

今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。

 

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50【1489】のとは?

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50【1489】

 

2017年から運用されているまだ新しいETFです。

投資内容は、日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成される株価指数に投資をしています。

日本の大手企業から高配当銘柄を選んだETFになります。

 

ちなみに、2024年1月19日に株式を30分割しています。

 

購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。

2024年には投信信託版も誕生しています。

  

YouTubeもやっています。

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※2024年8月のデータ参照。

日経平均高配当株50【1489】の基本情報

名称NEXT FUNDS 日経平均高配当株50
運用会野村アセットマネジメント
構成銘柄数50銘柄
分配金利回り3.22%
決算日1,4,7,10月の各7日
経費率0.28%

  

構成銘柄数は名前通りの50銘柄で構成されています。

経費率は0.28%と少し高くなっています。

配当利回りは4%台あったのですが、2024年の日本株高騰により配当利回りが3%台とかなり低くなっています。

 

日経平均高配当株50の構成銘柄上位10銘トップ

引用元:野村アセットマネジメント

 

日本の大企業がズラリと並んでいます。

海運業に銀行などと景気敏感銘柄が多いので下落に弱そうですね。

大手企業から利回りで選ばれていますので経営状況が悪い、いわゆる罠銘柄も組入れられていますので要注意です。

 

日経平均高配当株50の構成セクター比率

引用元:野村アセットマネジメント

 

構成セクターは金融関連、開運などの景気敏感セクターが多いです。

○○ショックなどのときは大きく下落する恐れがありますね。

 

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NEXT FUNDS 日経平均高配当株50【1489】の株価の推移

日経平均高配当株50と日経225 株価の比較チャート

 

2023年までは、日経平均に負けていましたが、2023年以降の日本株、特に配当金投資向けの銘柄が調子がよい相場が続いているので、日経平均よりも株価上昇率が高くなっています。

そのおかげで、高配当ETFの肝心の配当利回りが低くなっています。

 

高配当ETFは株価よりも配当利回りが大事なのですが…なんとも言えない運用成績だと個人的に思っています。

 

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日経平均高配当株50【1489】の分配金利回りと増配率の推移

日経平均高配当株50の分配金と増配率

分配金と増配率の推移一覧

 

ここ数年、日本株式市場もやっと株主還元を重視するようになったこともあり、配当金を増配する企業も増えたことにより増配傾向にあります。

配当利回りが低くなった代わりに、どんどん増配をしていって欲しいですね。

 

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NEXT FUNDS 日経平均高配当株50【1489】のメリット・デメリット

メリット

高い利回りが期待できる

配当利回りは4%前後は期待できるETFですので、リタイア後など投資をせずにほったらかしで配当金生活をしたい人にはオススメかも知れません。

 

デメリット

運用成績が悪い

配当金はまだ頑張っていますが、株価に関しては残念な下落傾向です。

 

構成銘柄に罠銘柄が入っている

日経平均高配当株50は業績ではなく、利回りで銘柄選定をしています。

業績悪化で株価が下落して利回りが高くなった、将来性のない銘柄も組入れられてます。

 

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日経平均高配当株50の運用方法

ハッキリ言って、米国の高配当ETFを買った方がいいと思いますが、安定的に”円”の収入源が欲しい人・大きなリターンはいらない人には投資を検討をしてもいいかも知れません。

 

リタイア生活をしているならいいですが、資産形成をしているときならオススメはしないETFです。

 

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まとめ

日経平均高配当株50【1489】についてまとめると

  • 日経平均から利回りの高い銘柄で構成せれている。
  • 配当利回りは4%前後と高配当。
  • 罠銘柄も組入れられている。
  • 株価の成長が乏しい。

 

米国株の高配当ETFを知っていると日経平均高配当株50は投資対象にしようと思う人は少ないと思います。

そもそも、日本株事態が米国株に勝てないので仕方ないですね。

せめて、罠銘柄だけは組入れないようにしてくれたいいのにと思います。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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