短期決戦ならコチラ『【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍』について解説

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今回は、短期決戦ならコチラ『【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍』について解説します。

 

SPXSがオススメな人

  • ハイリスクハイリターンがOKな人。
  • 短期トレードが得意な人。

投資手段の手数は増えますが、レバレッジ商品なので普通の株よりも超ハイリスクですので気をつけてください。

 

【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍とは?

【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETF

 

投資内容は、S&P500指数にレバレッジ3倍をかけて運用しているETFです。

SPXSは同じS&P500指数のレバレッジETFのSPXLとは違い、S&P500の価格が値下がりしたらSPXSの株価があがるベア型のレバレッジETFになります。

 

短期トレード向けのETFで上級者用になるので投資経験が浅い人は買わない方がいいです。

 

 

下落相場などで短期的に利益を取りたいと思っている人向けのETFになります。

 

※2022年6月のデータ参照。

 

【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETFの基本情報

名称Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETF
運用会社Direction社
構成銘柄数500銘柄
分配金利回りたまにある
決算日12月
経費率1.01%

  

レバレッジ商品なので仕方ないかもしれませんが、信託報酬は1%以上とかなり高い維持費が必要になります。

レバレッジETFはキャピタルゲイン狙いの投資ですので配当金なんてほとんどありません。

取扱いがかなり難しいETFですのでご注意ください。

 

SPXSの購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券から購入できます。

 

【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETFの構成銘柄上位10銘

名前資産の割合
アップル7.09%
マイクロソフト6.04%
アマゾン3.73%
テスラ2.36%
アルファベット A2.18%
アルファベット クラスC2.03%
エヌビディア1.78%
バークシャー ハサウェイ クラス B1.69%
メタ・プラットフォームズ1.34%
ユナイテッドヘルス・グループ1.25%

構成銘柄はS&P500と同じですので米国株式市場の大手企業で構成されています。

構成銘柄については問題はないですが、レバレッジETFになっていますのでレバレッジ無しのETFと同じ運用は不可能です。

 

【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETFの構成セクター比率

構成セクター比率一覧表

 

分散投資はできているETFですが、長期で保有するETFではないのでセクター比率は気にしなくていいと思います。

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【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETFの株価の推移

SPXSとS&P500 株価の比較チャート]

  • 青:SPXS
  • オレンジ:S&P500

 

SPXSはベア型のETFですので通常の株価とは反対の値動きになりますので、S&P500が右肩上がりで成長している限りはSPXSで利益を出すことは不可能です。

むしろ、破産コースです。

 

ただ、コロナショック時などの一時期的な大暴落の時に仕込むことが出来れば大きな利益を得ることができます。

 

ハッキリ言って難しいですけどね(笑)

 

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【SPXS】Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETFの分配型の推移

分配金の推移

 年数  分配金 
2013$0.00
2014$0.00
2015$0.00
2016$0.00
2017$0.00
2018$1.79
2019$2.30
2020$0.20
2021$0.00

 

一応は分配金をくれた時期もあります。

ただ、期待はしない方がいいので『もらえたら、ラッキー!!』ぐらいの感覚でいいと思います。 

 

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メリット・デメリット

メリット

短期で大きな値上がり益が期待できる。

とても難しいですが、市場が下落しているときに仕込むことが出来れば大きな利益を出せます。

 

下落相場に強い

SPXSはS&P500が下落したら値上がりするETFです。

下落相場では逆に稼ぎ時になるので、下落相場で積極的にリターンを狙いたい人とは相性がいいかもしれません。

 

分散投資ができる

投資先はS&P500ですので、分散投資の面では問題ありません。

 

デメリット

分配金がほとんどない。

値上がり益のみ期待するETFですので、分配金は期待できません。

 

維持費が高い。

信託報酬1.01%と日本の投資信託でも高いと思う水準になっています。

 

ハイリスク過ぎる。

通常より3倍の利益あると言うことは、通常より3倍の損失を出す可能性があります。

もし購入を検討するなら、本当によく考えてから購入してください。

 

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運用方法

SPXSの特性上、長期保有は絶対に辞めた方がいいです。

 

SPXSの買い時は悪材料がでて株式市場が下落しているときです。

出来ればコロナショックのような大暴落前のときが理想ですが…無理にな投資は禁物ですので全力投資は控えた方がいいです。

 

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まとめ

SPXSについてまとめると

  • S&P500にレバレッジ3倍をかけたETF。
  • S&P500が値下がりしたら株価が上がるベア型ETF。
  • レバレッジ商品だから、ハイリスクハイリターンなので注意が必要。
  • 分配金は期待しない。
  • 信託報酬1.01%と維持費が高い。

  

SPXS…取扱いは難しいですが下落相場でもリターンを狙えて投資戦略が広がります。

ただ、私のように欲に溺れたり、損切りが下手な人は絶対にSPXSは買わない方がいいです。

凄い速さでお金が溶けてなくなりますよ(経験談)

 

投資は無理のない範囲で容量用法を守って相場からリタイアをしないように気をつけて投資をしてください。

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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