今回は、毎月配当金もらえる高配当ETFをお探しの人にオススメのETF『【DHS】ウィズダムツリー米国株高配当ファンド』について解説します。
DHSはSBI証券とマネックス証券なら買付手数料無料で買えるETFですので、他のETFより購入しやすいETFです。
今後の投資先として参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
DHSの概要
【DHS】正式名称:ウィズダムツリー米国株高配当ファンド
投資内容はウィズダムツリー高配当指数に連動する投資成果を目指して運用されています。
投資先は、規模の大きい高配当銘柄に投資しています。
※2021年5月のデータ参照。
基本情報
名称 | ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
運用会社 | ウィズダムツリー |
構成銘柄数 | 318銘柄 |
分配金利回り | 約3.6% |
決算日 | 毎月 |
経費率 | 0.38% |
構成銘柄数は300銘柄以上と多いです。
分配金利回りは3.6%で毎月分配金がもらえます。
信託報酬0.38%と他の大手の高配当ETFより維持費は高いですが、SBI証券とマネックス証券なら買付手数料無料です。
構成銘柄上位10銘
名前 | 資産の割合 |
---|---|
フィリップ・モリス・インターナショナル株式会社 | 5.42% |
アルトリアグループ株式会社 | 5.39% |
アビー株式会社 | 5.09% |
株式会社AT&T | 4.91% |
ベライゾン・コミュニケーションズ株式会社 | 4.65% |
ファイザー株式会社 | 4.41% |
コカ・コーラ株式会社 | 3.96% |
シスコシステムズ株式会社 | 3.89% |
国際ビジネスマシン株式会社 | 3.69% |
株式会社ブロードコム | 3.29% |
構成銘柄のトップ10銘柄は大手企業で連続増配で有名な銘柄が多いです。
昨今、健康面で悪いイメージで肩身の狭いタバコ銘柄が多いのがちょっと気になる点です。
構成セクター比率
セクター比率一覧
構成セクター比率は、景気敏感セクターが多めですので暴落に弱そうな印象があります。
とは言え、セクター分散はきちんとされている内容になっています。
DHSとS&P500 株価の比較チャート
- 青:DHS
- オレンジ:S&P500
株価はS&P500にはまったく歯が立ちません。
コロナショックからの株価回復もなかなか回復していません。
DHSは高配当ETFですので、配当金込みのトータルリターンでS&P500と比較して見ました。
配当金込みのトータルリターンで比較したチャート⇩⇩
配当金込みでも、運用成績はちょっと差が縮まったかな?程度のようです。
株価を期待しての投資をするには、厳しい評価になります。
分配金と増配率の推移
分配金と増配率の推移一覧
分配金額は直近10年で約2倍になっています。
毎年増配をしているようではありませんが、長期的に見れば増配傾向があるETFです。
高配当+増配+毎月分配型なので、配当金投資をするには愛称がいいと思われます。
メリット・デメリット
メリット
毎月分配型+高配当。
DHSは、配当利回り約3.6%配当利回りは高く、毎月の安定的に収入源になってくれるのはDHSの一番のメリットです。
一部証券会社なら買付手数料無料。
SBI証券とマネックス証券でなら購入手数料無料です。
デメリット
運用成績がイマイチ。
上記の記載した通り、インカムゲインには期待できますが、キャピタルゲインは期待できません。
信託報酬が高い。
DHSの信託報酬は、有名な高配当ETFに比べるとかなり割高です。
運用方法
運用方法は、キャピタルゲイン狙いの投資には向かないので配当金投資メインの人にオススメするETFです。
毎月分配型で増配も期待できますので、FIRE(リタイア)間近、達成している人の配当金生活向けに購入するのがいいと思います。
まとめ
DHSについてまとめると
- 毎月分配型+高配当ETF。
- 暴落に弱い。
- 株価上昇は期待できない。
- 経費率0.38%と他の高配当ETFより高い。
- SBI証券とマネックス証券なら買付手数料無料。
DHSは資産を増やす段階には向いていないですが、リタイア後の収入源としての投資先として検討してもいいと思うETFです。
購入するなら、SBI証券で貸株を利用すれば維持費が高いのは軽減できますので、購入するならSBI証券での購入をオススメします。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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