毎月分配型で高配当の米国ETF『【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETF』について解説

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今回は、毎月分配型で高配当の米国ETF『【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETF』について解説します。

 

SPFFのオススメな人

  • 配当金生活に興味のある人。
  • インカムゲイン大好きな人。
  • 毎月、安定的な配当金が欲しい人。

配当金好きな人に特にオススメのETFですので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETFの概要

【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETF

 

米国の高利回りの優先証券50銘柄に投資します。

同じ優先株式に投資をしている高配当ETFのPFFより配当利回り重視にしたETFになります。

優先株式とは?

普通の株の場合、投資先の企業経営について意見を言う『議決権』がありますが、この優先株式には『議決権』がなく投資先の企業経営に意見を言えません。

その代わりに、配当や倒産した企業の残った資産について、他の株式よりも優先的に受け取ることができます。

普通よりも高い配当利回りを貰うことができるそのため、優先株式は普通株式より低リスクで、債権よりは高リスクと普通株式と社債の中間的な性質を持っていると言えます。

 

※2023年4月のデータ参照。

【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETFの基本情報

名称グローバルX
スーパーインカム優先証券 ETF
運用会社グローバルX
構成銘柄数50銘柄
分配金利回り7.34%
決算日毎月
経費率0.48

  

投資銘柄は50銘柄で信託報酬0.48%と少し高い水準になっています。

配当金は7%以上と高配当で毎月配当金がもらえますので、配当金生活に憧れている人には興味がわく内容になっています。

 

SPFFの構成銘柄上位10銘

※グローバルX社のホームページより引用

 

大手企業が多いですね、

投資割合はそこまで偏った割合で投資はしていないようです。

 

SPFFの構成セクター比率

構成セクター割合一覧

 

投資の7割近くは金融関連への投資になります。

金融ショックにはとても弱い内容になっているので、暴落時に購入した方がいい気がしますね。

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【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETFの株価の推移

SPFFとS&P500とPFF 株価の比較チャート

  • 青:SPFF
  • オレンジ:S&P500
  • 水色:PFF

 

PFFと同じで株価右肩下がりの厳しい状況になっています。

いくら高配当だと言え、株価が右肩下がりの銘柄に投資をするのはあまりオススメしません。

 

SPFFのトータルリターン

 

トータルリターンなら、SPFFはギリギリ利益が出ていますが、同じ優先株式に投資をしているPFFの方がリターンがいいです。

やはり、資産額を増やしたいならS&P500に投資をする方が良さそうです。

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【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETFの分配金と増配率の推移

分配金と増配率の推移

分配金と増配率一覧

  

いくら高配当ETFとは言え、受取配当金が毎年右肩下がりで減るのは嫌ですね。

株価も分配金も右肩下がり、信託報酬も安くない…現在の運用成績ではおすすめできません。

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【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETFのメリット・デメリット

メリット

普段投資が出来ない株に投資が出来る。

個人では、優先株式にへの投資は難しいですが、SPFFの購入でできるのでは分散投資の面では魅力的だと思います。

 

毎月分配型で高配当ETF。

利回り7%以上に毎月分配型ですので配当金生活向けのETFになります。

 

デメリット

金融危機に弱い。

投資しているセクターが半分以上ですので、金融危機なると暴落してしまします。

 

運用成績が悪い

上記で記載しましたが、株価も分配金額も右肩下がりと残念な銘柄です。

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【SPFF】グローバルX スーパーインカム優先証券 ETFの運用方法

SPFFは分配金利回りはいいのですが、肝心の運用成績が悪いです。

優先株式に投資をしたいのなら利回りは下がりますが、同じ優先株式に投資をしているPFFなどに投資をした方がいいと思います。

 

投資内容としては面白いのですが、残念な銘柄だと思います。

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まとめ

SPFFについてまとめ

  • 投資先は優先株式の配当利回りが高い銘柄。
  • 毎月分配型で配当金利回り7%以上と配当金生活向きのETF。
  • セクターは金融関連が多いので金融危機に弱い。
  • 運用成績が悪い。

 

SPFFの運用成績を見ていると、利回りが高い銘柄は罠が多いなと実感します。

配当利回り7%以上の毎月分配型と個人的には好みの内容なのですが、現在までの運用成績から考えて個人的には投資対象としては敬遠します。

 

でも、リタイア後の収入源確保として少し投資するのはアリかとは思います(笑)

 

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以上で今回の記事を終わります。

今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。

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